特許
J-GLOBAL ID:200903062089595380

エンジンにおけるパイロット燃料噴射量制御方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-329641
公開番号(公開出願番号):特開平11-148410
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 この発明は,燃焼室内圧力に基づいて計算したパイロット噴射に伴う熱発生量が目標熱発生量と一致するようにパイロット噴射量を制御して,エンジンの安定した運転と排気ガス性能の向上を図る。【解決手段】 インジェクタによる燃焼室内へのパイロット噴射に応じて生じる熱発生量Iqを,クランク角でθsからθeまで計算期間の正の値を有する熱発生率qの積分値として算出する。算出されたパイロット熱発生率積分値Iqとエンジンの運転状態に応じて予め決められている目標パイロット熱発生率の積分値との偏差に基づいて,偏差が無くなるようにパイロット噴射用駆動パルスのパルス幅PWpが補正される。パイロット噴射による噴射燃料の燃焼が良好に行われ,エンジン騒音の抑制と排気ガス性能の向上が図られる。
請求項(抜粋):
インジェクタから燃焼室内へ噴射される燃料をメイン噴射と前記メイン噴射に先行するパイロット噴射とに分割して噴射し,逐次検出される前記燃焼室内の圧力に基づいて前記燃焼室内における熱発生率を計算し,前記熱発生率から前記パイロット噴射において噴射された前記燃料の着火に伴って生じるパイロット熱発生量を算出し,前記エンジンの運転状態に基づいて予め決められている目標パイロット熱発生量から現在の前記エンジンの前記運転状態に応じた前記目標パイロット熱発生量を求め,前記パイロット熱発生量と前記目標パイロット熱発生量との偏差をなくすように前記パイロット噴射によって噴射されるパイロット燃料噴射量を補正することから成るエンジンにおけるパイロット燃料噴射量制御方法。
IPC (5件):
F02D 41/38 ,  F02D 1/02 301 ,  F02D 41/40 ,  F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 372
FI (5件):
F02D 41/38 B ,  F02D 1/02 301 L ,  F02D 41/40 G ,  F02D 45/00 368 S ,  F02D 45/00 372 F

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