特許
J-GLOBAL ID:200903062089811962

油圧クラッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-176419
公開番号(公開出願番号):特開平6-017846
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】単一のピストンにより複数の摩擦要素を制御することができる油圧クラッチ装置を提供する。【構成】1-3選択クラッチ17は、単一のクラッチドラム40と、該クラッチドラム40内に移動可能に収容されたピストン41とを有する。クラッチドラム40にはリテーニングプレート42が固定されている。リテーニングプレート42とピストン41との間には第3速用クラッチプレート43が配置され、これとは反対側に第1速用クラッチプレート44が配置される。ピストン延長部47が、ピストン41の移動方向にクラッチプレート43、リテーニングプレート42及び第1速用クラッチプレート44を避けて延びる。その先端にには、リング部材48が設けられる。前記ピストン41の前後には、選択的に油圧が導入される第1及び第2油圧室49、50とが設けられる。この第1及び第2油圧室49、50に油圧を選択的に導入することにより、選択的に第3速用または第1速用クラッチハブ45、46をクラッチドラム40に締結することができる。
請求項(抜粋):
クラッチドラムと、該クラッチドラム内に移動可能に収容されたピストンと、クラッチドラムのピストンの移動方向中間部に固定されたリテーニングプレートと、該リテーニングプレートとピストンとの間に配置される第1クラッチプレートと、リテーニングプレートに関し第1クラッチプレートとは反対側に配置される第2クラッチプレートと、第1及び第2クラッチプレートにそれぞれ係合する第1及び第2クラッチハブと、前記ピストンの先端からピストンの移動方向に前記第1クラッチプレート、リテーニングプレート及び第2クラッチプレートを避けて延びるピストン延長部と、該ピストン延長部の先端に設けられ前記第2クラッチプレートをリテーニングプレートに向けて付勢する付勢部材と、前記ピストンの移動方向の前後に選択的に油圧が導入される第1及び第2油圧室とを備え、選択的に第1または第2クラッチハブをクラッチドラムに締結するように構成された油圧クラッチ装置。
IPC (3件):
F16D 25/10 ,  F16H 3/00 ,  F16H 63/12

前のページに戻る