特許
J-GLOBAL ID:200903062092099335

繊維強化樹脂積層成形品およびその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-056650
公開番号(公開出願番号):特開平8-226061
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【構成】 強化繊維と繊維状もしくは粉粒状の熱可塑性樹脂を含む加熱溶融成形体(A)の片面に、上記強化繊維と同種もしくは異種の強化繊維及び上記熱可塑性樹脂と同種もしくは異種の熱可塑性樹脂を含む綿状成形体(B)が、上記熱可塑性樹脂の融合一体化によって積層された繊維強化樹脂積層成形品と、該成形品の工業的に有利な製法を開示する。【効果】 支持強化層となる加熱溶融成形体(A)と、繊維間空隙を有し吸音機能等を備えた綿状成形体(B)が、熱可塑性樹脂の融合一体化によって強固に積層接合されると共に、構造強度と吸音等の諸機能を兼ね備えている。従って、金属板等の支持強化層等による強化を全く必要とせずそれ自体で自動車用アンダーシールド材等として有用に利用できる。しかも本発明の方法によれば、該積層成形体を極めて簡単な操作で生産性よく製造できる。
請求項(抜粋):
強化繊維と繊維状もしくは粉粒状の熱可塑性樹脂を含む加熱溶融成形体(A)の片面に、上記強化繊維と同種もしくは異種の強化繊維及び上記熱可塑性樹脂と同種もしくは異種の熱可塑性樹脂を含む綿状成形体(B)が、上記熱可塑性樹脂の融合一体化によって積層されたものであることを特徴とする繊維強化樹脂積層成形品。

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