特許
J-GLOBAL ID:200903062096865849

車両用自動クラッチ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-354145
公開番号(公開出願番号):特開平11-166559
出願日: 1997年12月08日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 前回の車両走行による履歴を車両の発進制御に反映させ、車両発進時のクラッチ制御を円滑に行うことができるようにする。【解決手段】 前回の車両発進時におけるクラッチの締結開始位置をステップ6により前回位置Stbとして予め記憶しておく。車両の走行中はステップ14の処理により変速機2の入力軸2Aに加えられる負荷トルクToaを、車両の走行履歴を反映したトルク値として算出し、ステップ15ではこの負荷トルクToaから前回の発進時に対する負荷トルク変化量Tdxを算出する。ステップ16では負荷トルク変化量Tdxに対応した締結開始位置のオフセット量ΔSを算出し、ステップ17ではオフセット量ΔS分を前回位置Stbから減算して、レリーズシリンダ4のストロークStxに相当する補正位置Stcを算出する。
請求項(抜粋):
車両に搭載されエンジン側の駆動軸に対して変速機側の従動軸を締結、開放するクラッチと、該クラッチが開放位置と締結位置との間で切換わるときのクラッチ位置を検出する位置検出手段と、該位置検出手段からの検出信号に従ってクラッチ制御を行うため前記クラッチを開放位置から締結開始位置までは速い制御速度で作動させ、締結開始位置を過ぎて締結が完了するまでは制御速度を遅くするクラッチ作動制御手段とからなる車両用自動クラッチ制御装置において、前記位置検出手段からの検出信号に従って車両の発進時における前記クラッチの締結開始位置を更新可能に記憶する締結開始位置記憶手段と、車両の走行時に変化する前記従動軸の負荷トルクに従って該記憶手段に記憶されている前回のクラッチ締結開始位置を補正する締結開始位置補正手段とを備える構成としたことを特徴とする車両用自動クラッチ制御装置。
IPC (2件):
F16D 25/14 640 ,  F16D 25/14
FI (3件):
F16D 25/14 640 A ,  F16D 25/14 640 G ,  F16D 25/14 640 J

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