特許
J-GLOBAL ID:200903062099148145

ズームレンズ装置のピント調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-254982
公開番号(公開出願番号):特開平11-095084
出願日: 1997年09月19日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 各可動レンズ群の機能を十分に発揮することができ、かつ、短時間でフランジバック調整を行う。【解決手段】 (1)設計値望遠端ZTにバリエーターを移動した後、コンペンセーターを移動して合焦点fTを測定する。(2)設計値広角端ZTにバリエーターを移動した後、コンペンセーターを移動して合焦点(fW)を測定する。(3)設計値望遠位置でのコンペンセーターの位置をFTとし、設計値広角位置でのコンペンセーターの位置をFWとし、設計値カムカーブf(z)の設計望遠位置における傾きをKT、広角位置における傾きをKWとして、バリエーターの補正量(Δz)={(fT-fW)-(FT-FW)}/(KW-KT)、コンペンセーターの補正量(Δf)=(fW-FW)+KW・Δzとして、これら補正量Δz、Δfをシフトさせて補正後カムカーブF(z)を形成する。
請求項(抜粋):
少なくとも2つの可動レンズ群を有し、同一被写体距離に対する一方向へのズーミングにおいて、各可動レンズ群がそれぞれに固有の一の方向に各別に移動するズームレンズ装置であって、(1)理想レンズ系の設計値から算出される第1の可動レンズ群における望遠端(以下、「第1の可動レンズ群の設計値望遠端」という。)に第1の可動レンズ群を移動した後、第2の可動レンズ群を移動して合焦点(fT)を測定し、(2)設計値から算出される第1の可動レンズ群における広角端(以下、「第1の可動レンズ群の設計値広角端」という。)に第1の可動レンズ群を移動した後、第2の可動レンズ群を移動して合焦点(fW)を測定し、(3)設計値から算出される第2の可動レンズ群における望遠位置(以下、「第2の可動レンズ群の設計望遠位置」という。)での第2の可動レンズ群の位置をFTとし、設計値から算出される第2の可動レンズ群における広角位置(以下、「第2の可動レンズ群の設計広角位置」という。)での第2の可動レンズ群の位置をFWとし、設計値から求められる第1の可動レンズ群と第2の可動レンズ群との位置関係を表わしたグラフ線(以下、「設計値カムカーブ」という。)の設計望遠位置における傾きをKTとし、その設計広角位置における傾きをKWとして、第1の可動レンズ群の補正量(Δz)Δz={(fT-fW)-(FT-FW)}/(KW-KT)第2の可動レンズ群の補正量(Δf)Δf=(fW-FW)+KW・Δzとして、上記設計値カムカーブをこれら補正量Δz、Δfをシフトさせて第1の可動レンズ群と第2の可動レンズ群とを制御するためのカムカーブ(以下、「補正後カムカーブ」という。)を形成することを特徴とするズームレンズ装置のピント調整方法。
IPC (4件):
G02B 7/08 ,  G02B 7/09 ,  G02B 7/10 ,  G02B 15/16
FI (4件):
G02B 7/08 C ,  G02B 7/10 Z ,  G02B 15/16 ,  G02B 7/04 A

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