特許
J-GLOBAL ID:200903062099897768

カメラ用絞り機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-273107
公開番号(公開出願番号):特開平11-109440
出願日: 1997年10月06日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】複数の開口部の中から所定の開口部を選択することも、また各開口部に対して個別にフィルタ部材を挿入することもできる小型化に適した構成のカメラ用絞り機構を提供すること。【解決手段】駆動リング2はモータ3によって初期位置から二つの方向へ往復回動することができる。開口部1aにフィルタ部材11を挿入する場合は、最初に反時計方向へ回転し、張出部2aによってピン12bを押し、係止部材12による被係止部材13の係止を解く。その結果、フィルタ部材11は、被係止部材13と共に回転し、開口部1aに挿入される。その後、駆動リング2は時計方向へ逆転し、その回動量に応じて絞り部材5,6,7を開口部1aに挿入可能となっている。撮影後、駆動リング2は初期位置へ復帰するが、フィルタ部材11のリセットは、復帰前に一旦時計方向へ回転し、張出部2bによって行うようになっている。
請求項(抜粋):
少なくとも一方に円形の露光開口部を有していて両者の間に絞り制御室を形成している二つの地板と、初期位置から第1方向と第2方向の二つの方向へ往復作動が可能な駆動部材と、セット作動に際して前記駆動部材が初期位置から第1方向へ往動したときには待機位置から前記露光開口部に挿入され該待機位置への復帰は前記駆動部材の第2方向への最終作動域での往動によって行われる光学フィルタ部材と、前記光学フィルタ部材を待機位置に保持し得る保持手段と、前記露光開口部の口径よりも小さな口径の開口部を有していてセット作動に際して前記駆動部材が初期位置から第2方向へ往動したときに待機位置から前記露光開口部に挿入され前記駆動部材の初期位置への復帰に伴い該待機位置へ復帰する絞り部材とを備えていることを特徴とするカメラ用絞り機構。

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