特許
J-GLOBAL ID:200903062100591279

位置のディジタル検知器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和泉 良彦 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-514104
公開番号(公開出願番号):特表2001-518608
出願日: 1998年09月25日
公開日(公表日): 2001年10月16日
要約:
【要約】本発明は、同一の最大振幅(A0)と同一の平均値(C0)とを有し、位相が互いに1/4周期異なり、回転体の1回転に等しい周期を有する2つの正弦波の入力信号(S1、S2)の処理装置が、上記信号から、正弦波で、同一の振幅(A0)と同一の平均値(C0)とを有し、相継いで互いに2π/2m-1ずつ位相がずらされた、m個の出力信号の大きい重みのビットを表す2mの同じ扇形(Pi)を区切る2m-1個の信号(Si)を発生させ、各扇形(Pi)について、微細内挿手段(4)が(n-m)個の信号の小さい重みのビット(b1、b2・・・・・・・、bn-m-1、bn-m)を発生するために、各扇形に特有の入力信号(S1、S2)の組合せを細分し、検知器の出力ディジタル信号(b1・・・・・・・bn)の全体が回転体の絶対的位置を表す位置のディジタル検知器に関する。
請求項(抜粋):
同一の最大振幅(A0)と、同一の平均値(C0)とを有し、位相が互いに1/4周期異なり、ターゲットの1回転に等しい周期を有する2つの正弦波の信号(S1、S2)を発生する2つのセンサ素子からなる固定のアナログ検知器に面する可動の上記ターゲットと、 nを2以上の正の整数として、2nに等しい分解能で、可動の上記ターゲットが固定されている回転体の位置を検知するための、並列なn個の出力ディジタル信号を発生する、2つの上記信号(S1、S2)の処理装置と、 からなる位置のディジタル検知器において、 上記処理装置は、 2つの上記信号(S1、S2)から、同一の振幅(A0)と、同一の平均値(C0)とを有し、mをn以下の正の整数、iを1〜2m-1の正の整数として、相継いで互いに2π/2m-1ずつ位相がずれた、2m-1個の信号(Si)を発生する信号発生手段(1)と、 上記検知器の出力ディジタル信号の大きな重みのビットに対応し、2m個の等しい扇形(Pi)を定義するようにコード化された、m個のディジタル信号(bn-m+1、bn-m+2・・・・・・・、bn-1、bn)を発生する、2m-1個の信号(Si)によって区切られた2m個の扇形(Pi)を検出する扇形検出手段(2)と、 上記扇形検出手段(2)から発生するm個の上記ディジタル信号(bn-m+1・・・・・・・、bn)によって制御され、上記信号発生手段(1)から発生される2m-1個の上記信号(Si)を処理して、振幅が1連の2m-1個の上記信号(Si)の上記平均値(C0)と第1の閾値(L1)との間にある部分によって構成される一方の信号(A)と、振幅が1連の2m-1個の上記信号(Si)の上記第1の閾値(L1)と上記第1の閾値(L1)よりも高い第2の閾値(L2)との間にある部分によって構成される他方の信号(B)とを発生する、アナログのマルチプレクサ手段(3)と、 信号の小さい重みのビットに対応し、所望の分解能を得るために、角度2π/2mの2m個の上記扇形(Pi)の各々を角度2π/2nの2n-m個の同じサブ扇形に細分するようにコード化された、(n-m)個のディジタル信号(b1、b2・・・・・・・、bn-m-1、bn-m)を発生するために、2m個の扇形(Pi)の各々において、上記マルチプレクサ手段(3)から発生する上記一方の信号(A)と上記他方の信号(B)とを微細内挿する微細内挿手段(4)と、 を含み、 上記位置検知器の出力ディジタル信号(b1・・・・・・・、bn-m、bn-m+1・・・・・・・、bn)の全体が上記回転体の絶対的位置を表すことを特徴とする位置のディジタル検知器。
IPC (2件):
G01D 5/245 102 ,  G01B 21/22
FI (2件):
G01D 5/245 102 B ,  G01B 21/22
Fターム (14件):
2F069AA86 ,  2F069DD19 ,  2F069GG06 ,  2F069GG11 ,  2F069HH13 ,  2F069HH15 ,  2F069NN21 ,  2F077AA25 ,  2F077CC02 ,  2F077NN02 ,  2F077NN24 ,  2F077PP05 ,  2F077QQ03 ,  2F077TT44
引用特許:
審査官引用 (2件)

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