特許
J-GLOBAL ID:200903062104491090
車両用終減速機の構造とその組立方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-309510
公開番号(公開出願番号):特開平9-152008
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、トラックやバス等の大型自動車に用いて好適の車両用終減速機の構造とその組立方法に関し、ギヤ系のガタの発生を生じることなくリダクションピニオン及びギヤの歯当たり調整を容易に行なえるようにする。【解決手段】 リダクションピニオン11とリダクションギヤ12と、ディファレンシャルキャリヤ3に形成されてリダクションピニオン11の軸部の貫通するピニオン装着用穴部3Aと、リダクションピニオン11のベアリング13,14のアウタレース側に装備されたベアリングリテーナ15と、ベアリングリテーナ15の外端部に設けられた結合用フランジ部31と、ピニオン装着用穴部3Aの外端部に形成されたフランジ装着面3Bと、結合用フランジ部31をフランジ装着面3Bに固定する固定ボルト17とをそなえ、結合用フランジ部31をベアリングリテーナ15の外周に螺合させて軸心線方向へ相対移動可能に形成する。
請求項(抜粋):
車両の駆動力伝達系に設けられた車両用終減速機であって、ディファレンシャルキャリヤにベアリングを通じて枢支されたリダクションピニオンと、該ディファレンシャルキャリヤに枢支され該リダクションピニオンに噛合するリダクションギヤとをそなえるとともに、該ディファレンシャルキャリヤに形成されて該リダクションピニオンの軸部の貫通するピニオン装着用穴部と、該ベアリングのアウタレース側に装備されたベアリングリテーナと、該ベアリングリテーナの外端部に設けられた結合用フランジ部と、該ピニオン装着用穴部の外端部に形成されたフランジ装着面と、該結合用フランジ部を該フランジ装着面に結合させ固定する固定ボルトとをそなえた、車両用終減速機の構造において、該結合用フランジ部が該ベアリングリテーナの外周に螺合して該ベアリングリテーナに対して軸心線方向へ相対移動しうるナット状に形成されていることを特徴とする、車両用終減速機の構造。
IPC (4件):
F16H 48/08
, B60K 17/04
, F16C 23/06
, F16H 57/02 531
FI (4件):
F16H 1/40
, B60K 17/04 H
, F16C 23/06
, F16H 57/02 531
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