特許
J-GLOBAL ID:200903062107599615
無線方向探知機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-248222
公開番号(公開出願番号):特開平11-083974
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 従来の無線方向探知機は、各チャンネル間の信号の相対的な位相、振幅差を測定するため、チャンネル数に対応した方探受信機及び位相・振幅検出回路を必要とし、機器の規模が大きくなるという問題点があった。【解決手段】 無線方向探知機の各空中線素子で受信された信号を伝送するRF同軸ケーブルの出力端に信号選択回路を接続し、2つの受信機で時分割にて複数の空中線素子からの受信信号の各チャンネル間の相対振幅・位相を測定し、方位算出を行う。また、チャンネル切替に影響されない聴音用信号を受信し、音声復調を行う。
請求項(抜粋):
第1から第n(nは4以上の整数)番目の空中線素子と、上記空中線素子にそれぞれ対応して接続され、入力を空中線素子からの受信信号と校正信号のどちらか一方に切り替えるための第1から第n番目の校正信号切替器と、上記校正信号切替器にそれぞれ対応して接続され、受信した信号を増幅するための第1から第n番目のRF増幅器と、上記RF増幅器にそれぞれ接続され、距離が離れた間を信号伝達するための第1から第n番目のRF同軸ケーブルと、上記RF同軸ケーブルの出力端に接続され、第1から第n番目の受信信号入力用の入力端子、第1、第2番目の方探用受信機のための出力端子及び第3番目の聴音用受信機のための出力端子を持つ信号選択回路と、上記信号選択回路の第1、第2番目の出力端子にそれぞれ接続され、信号をレベル変換・周波数変換するための第1、第2番目の方探用受信機と、上記第1、第2番目の方探用受信機の中間周波数段の出力端子が共に接続され、この2つの出力端からの信号の相対位相関係を検出するための位相検出回路と、上記第1、第2番目の方探用受信機の中間周波数段の出力端からそれぞれ分岐されたもう一方の出力端が共に接続され、この2つの出力端からの信号の相対振幅関係を検出するための振幅検出回路と、上記位相検出回路と振幅検出回路の出力端が共に接続され、上記信号の相対位相差と相対振幅差の検出信号より受信信号の到来方位を算出するための信号処理器と、上記信号選択回路の第3番目の出力端子に接続され、信号をレベル変換・周波数変換するための聴音用受信機と、上記聴音用受信機の中間周波数段の分岐された2つの出力端にそれぞれ接続され、受信信号の電界強度レベルを計るための電界強度レベル検出回路及び受信信号の音声を復調するための音声復調器と、受信信号に対応した校正信号を出力するための校正信号発生器と、上記校正信号発生器の出力端に接続される一本のRF同軸ケーブルと、このRF同軸ケーブルの出力端に入力端が接続され、n個の出力端がそれぞれ上記第1から第n番目の校正信号切替器に接続される校正信号分配器よりなる無線方向探知機において、上記信号選択回路を、上記第1から第n番目の空中線素子からの受信信号を出力する上記RF同軸ケーブルの出力端にそれぞれ接続される第1から第n番目の1端子入力/2端子出力を持つ2分配器と、上記第1から第n番目の2分配器の一方の出力端子にそれぞれ入力端が接続される第1から第n番目の1端子入力/2端子出力を持つ信号切替器と、上記第1から第n番目の1端子入力/2端子出力を持つ信号切替器の一方の出力端子にそれぞれ入力端が接続され、上記第1番目の方探用受信機に出力端が接続する第1番目のn端子入力/1端子出力を持つ信号切替器と、上記第1から第n番目の1端子入力/2端子出力を持つ信号切替器のもう一方の出力端子にそれぞれ入力端が接続され、上記第2番目の方探用受信機に出力端が接続する第2番目のn端子入力/1端子出力を持つ信号切替器と、上記第1から第n番目の2分配器のもう一方の出力端子にそれぞれ入力端が接続され、上記聴音用受信機に出力端が接続されるn端子入力/1端子出力を持つn合成器で構成したことを特徴とする無線方向探知機。
IPC (2件):
FI (2件):
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