特許
J-GLOBAL ID:200903062108449919

伝動ベルトの製造方法及びその方法の実施で得られる伝動ベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-243032
公開番号(公開出願番号):特開平10-086236
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 長い寿命を有するリブ付き加硫伝動ベルトの製造方法と、この方法による伝動ベルトとを提供する。【解決手段】 本発明の製造方法は次の各工程を含んでいる。a)少なくとも緩衝層(22)と圧縮層(25)とを有するブランクを形成する工程、b)ブランクをリブ(26)の刻印(51)を持って設けられた金型(50)の中において圧力下でモールドする工程、c) ブランクを加硫する工程、d)繊維(27)のはみ出し端部(28)を露出させるために余分の材料を除去する機械加工工程。本発明のベルトは、リブ(26)の少なくとも1つの領域において繊維(27)の平均方向がリブ(26)の表面に対して実質的に接線方向であり、繊維(27)がはみ出し端部(28)を有している。
請求項(抜粋):
縦方向に配されたコードが埋め込まれたエラストマーの緩衝層と、強化用繊維が埋め込まれかつ縦方向に延びる複数のリブが設けられ、各リブの表面のうちの少なくとも一部の領域がそこからはみ出すはみ出し状繊維を有するエラストマーの圧縮層とを有するリブ付きの加硫された伝動ベルトの製造方法であって、a)少なくとも前記緩衝層(22)と前記圧縮層(25)とを有するブランクを形成する工程と、b)リブ(26)の刻印(51)を持って設けられ、この刻印(51)はベルトにおける各リブ(26)が前記領域に余分の材料を有するような輪郭を有し、その余分の材料は各リブ(26)の表面におけるエラストマーの表皮(34)の厚さに少なくとも等しい呼び厚さeであるような金型(50)の中において前記ブランクを圧力下でモールドする工程と、c) そのブランクを加硫する工程と、d)表皮(34)の層に境を接する前記繊維(27)のはみ出し端部(28)を露出させるために、そのはみ出し端部(28)が機械加工を施すときに現れるように選択される厚さeの前記余分の材料を除去することにより、ベルト上のリブ(26)を最終寸法まで機械加工する工程とを備えていることを特徴とする伝動ベルトの製造方法。
IPC (5件):
B29D 29/10 ,  F16G 5/06 ,  F16G 5/20 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:08
FI (3件):
B29D 29/10 ,  F16G 5/06 C ,  F16G 5/20 A

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