特許
J-GLOBAL ID:200903062109296300

動きベクトル検出方法及びそれを用いた画像信号の符号化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-131910
公開番号(公開出願番号):特開平10-327401
出願日: 1997年05月22日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】画像信号の動き補償符号化等におけるブロックマッチング処理を行う際、各候補動きベクトルの探索のための演算量を少なくする。【解決手段】ブロックマッチング処理を行う際、ブロック領域内の画素の類似度の評価順を境界部(n=0...59)から中央部(n=252...255)に向かって行うことにより、各動きベクトルに対する探索の打ち切りに至るまでの平均的な演算量を削減する。【効果】各領域内の画素の評価を領域の境界部から中央部に向かって行う本発明により、動き補償のブロックマッチングに要する演算量を削減することができる。
請求項(抜粋):
画像フレームを複数の画素ブロックに分割し、上記画像フレームと時間的に近い画像フレームを参照フレームとし、上記画像フレームのなかの動きを検出すべき検出画素ブロックと複数の候補動きベクトルに対応する上記参照フレームの複数の参照画素ブロックのそれぞれとの類似度を順次求め、類似度の最も高い参照画素ブロックの候補動きベクトルを検出動きベクトルとする動きベクトル検出方法において、上記類似度を求める処理が、上記検出画素ブロックと参照画素ブロックの対応する画素を画素ブロック領域の周辺部より内側方向に順次選択し、その差分の累算値を求め、上記累算値と前もって求められた類似度の設定値との大小を判定し、上記累算値が上記設定値より類似度が低いことが判明したとき、類似度を求める演算を終了又は他の候補動きベクトルに対応する参照画素ブロックとの類似度を求める演算に移ることを特徴とする動きベクトル検出方法。
IPC (2件):
H04N 7/24 ,  H04N 7/32
FI (2件):
H04N 7/13 Z ,  H04N 7/137 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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