特許
J-GLOBAL ID:200903062110570539

エバポパージシステムの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-000290
公開番号(公開出願番号):特開平5-180101
出願日: 1992年01月06日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 キャニスタ内の吸着剤に吸着された燃料を所定運転条件下で内燃機関の吸気系へ放出(パージ)して燃焼させるエバポパージシステムの故障を診断する装置に関し、制御弁の故障を検出する。【構成】 パージ側のバキュームスイッチングバルブ(VSV)とキャニスタ大気孔VSVとを共に閉弁指令した後(ステップ103 ,106 )、タンク内圧が所定の洩れ判定開始負圧X(Pa)よりも負圧側に大なるY(Pa)以上になったときには(ステップ107 )、パージ側VSV開故障と判断してキャニスタ大気孔VSVを開弁し(ステップ125 )、ウォーニングランプを点灯する(ステップ126 )。タンク内圧が所定時間γ秒経過しても大気圧より若干負圧側の所定値Z(Pa)にまで達しないときは(ステップ119 〜121 )、キャニスタ大気孔VSVの閉故障と判断し、ウォーニングランプを点灯する(ステップ129 )。
請求項(抜粋):
燃料タンクからの蒸発燃料をベーパ通路を通してキャニスタ内の吸着剤に吸着させ、所定運転時に該キャニスタ内の吸着燃料をパージ通路を通して内燃機関の吸気通路へパージするエバポパージシステムの故障を診断する装置において、前記パージ通路を導通又は遮断とする第1の制御弁と、前記キャニスタの大気孔を開閉する第2の制御弁と、前記第2の制御弁を閉弁すると共に前記第1の制御弁を開弁して前記吸気通路の圧力を前記パージ通路から前記燃料タンクまでの系内に導入し、該系内の圧力が所定値となった時に該第1の制御弁を閉弁する弁制御手段と、前記弁制御手段により前記第1及び第2の制御弁が共に閉弁指令を受けてから設定時間、前記系内の圧力の変化の度合いを測定し、その測定結果からエバポパージシステムの故障の有無を判定する判定手段と、前記弁制御手段により前記第1及び第2の制御弁が共に閉弁指令を受けてから、前記系内の圧力が負圧方向に所定値以上変化したとき前記第1の制御弁の故障と検出する第1の弁故障検出手段とを有することを特徴とするエバポパージシステムの故障診断装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 301 ,  F02B 77/08 ,  F02D 45/00 345

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