特許
J-GLOBAL ID:200903062115680332
積分型A/D変換器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-212677
公開番号(公開出願番号):特開平6-061860
出願日: 1992年08月10日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】基準電圧積分期間において基準レベル交差点から交差直後のクロックパルスまでの時間を拡大し、共通のクロックパルスを用いてこの時間を計数することによって、A/D変換桁数を増加し高い変換精度と分解能を実現する。【構成】積分開始から一定期間はスイッチS4をオフにして第1の時定数τ1で被測定電圧EXによる第1の積分を行い、その後前記積分器の積分出力が基準レベルを通過するまでは第1の時定数τ1で被測定電圧EXと逆極性の基準電圧+ESによる第2の積分を行い、積分出力が基準レベルを通過した時点からその直後のクロックパルスの入力まではスイッチS4をオンにして第2の時定数τ2で被測定電圧EXと逆極性の基準電圧-ESによる第3の積分を行い、その後前記積分器4の積分出力が基準レベルを通過するまでは第1の時定数τ1で被測定電圧と同極性の基準電圧による第4の積分を行うようにする。
請求項(抜粋):
入力端子に接続された被測定電圧による積分と正負の基準電圧による積分を行う積分器と、この積分器の積分時定数を第1の時定数τ1と第1の時定数τ1の1/k(k>>1)の第2の時定数τ2に切り換える積分時定数回路と、積分開始から一定期間は第1の時定数τ1で被測定電圧による第1の積分を行い、その後前記積分器の積分出力が基準レベルを通過するまでは第1の時定数τ1で被測定電圧と逆極性の基準電圧による第2の積分を行い、積分出力が基準レベルを通過した時点からその直後のクロックパルスの入力までは第2の時定数τ2で被測定電圧と逆極性の基準電圧による第3の積分を行い、その後前記積分器の積分出力が基準レベルを通過するまでは第1の時定数τ1で被測定電圧と同極性の基準電圧による第4の積分を行うように積分器の入力および積分時定数を切り換える制御回路と、クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路と、第2の積分期間と第4の積分期間を共通のクロックパルスを用いて計数する計数回路と、この計数回路による第2の積分期間の計数値nカウントと第4の積分期間の計数値mカウントに基づいてn+{1-(m/k)}を演算する演算回路を設け、クロックパルスの1周期以下の端数時間を拡大してクロックパルスよりも高い分解能で測定することを特徴とする積分型A/D変換器。
IPC (3件):
H03M 1/52
, H03M 1/10
, H03M 1/20
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