特許
J-GLOBAL ID:200903062119541558

連続鋳造鋳型の湯面レベル測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-185352
公開番号(公開出願番号):特開平7-040020
出願日: 1993年07月27日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 位相遅れを生じることなく加振による影響を除去し得る連続鋳造鋳型の湯面レベル測定方法及び装置を提供する。【構成】 演算器17は加振シリンダ7に設定したストロークs0 ,サイクルc0 、ピンチロール31に配設された速度計8からの鋳造速度Vc に基づいて加振による振動成分の周波数を推定する。一方比較演算器13は、低域通過フィルタ12からの湯面レベルy1 と差動アンプ19からの湯面レベルy0 との位相を一致させて両者の差信号を演算器17に与える。演算器17は差信号に基づいて推定した周波数fを補正し、バンドパスフィルタ18はレベル信号から補正した周波数f0 を含む所定周波数帯域の信号を抽出し振動成分として差動アンプ19に与え、差動アンプ19はノイズ除去フィルタ11にて高周波数のノイズが除去されたレベル信号から振動成分を減じて湯面レベルy0 を出力する。
請求項(抜粋):
鋳造速度に基づいて加振値が設定される加振源に連結された鋳型を加振しつつ、連続的に鋳片を引き抜く連続鋳造に際し、前記鋳型内の湯面の変動を検出するレベル計の出力信号を、前記鋳片の鋳造速度によってその遮断周波数が設定される低域通過フィルタへ入力し、その出力信号に基づいて、前記鋳型内の湯面レベルを測定する方法において、前記加振源の加振値及び鋳造速度に基づいてレベル計の出力信号中の加振による振動成分の周波数を推定し、推定した周波数を前記低域通過フィルタの出力信号を用いて補正し、補正した周波数に基づいて前記レベル計の出力信号から前記振動成分を抽出し、抽出した振動成分を前記レベル計の出力信号から減じて湯面レベルに相当する信号として出力することを特徴とする連続鋳造鋳型の湯面レベル測定方法。
IPC (2件):
B22D 11/16 104 ,  B22D 11/16 105

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