特許
J-GLOBAL ID:200903062125246835

ロータリーエンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-219162
公開番号(公開出願番号):特開平10-047996
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 バックアップ電源が不要で、検出精度を確保したまま多回転に対応させられると共に、コンパクトな形状で取付性に優れ、且つ機構が単純で部品点数が少なく安価にでき、また、リミットスイッチだけでなくトルクスイッチに使用することにより制御系全体のコストダウンが図れるロータリーエンコーダを提供する。【解決手段】 アブソリュートタイプの符号円盤11,12,13を複数段に用いることにより、部品点数が少なく、構造が簡単で低コストで製造できる上、バックアップ電源が不要で、検出精度を確保したまま多回転に対応させられると共に、制御対象のバリエーションにも制御側でソフトウェアにより容易に対応でき、汎用性が高い。また、各符号円盤での符号パターンのタイミングのずれも制御側でソフトウェアにより調整・補正可能であることにより、各符号円盤及び減速歯車の位置合せなどの機械的な調整は全く不要となり、製作時の手間を少なくなる。
請求項(抜粋):
装置枠に回動自在に配設され、制御対象と連動して回動する入力軸と、前記入力軸に固定的に軸支される円盤体からなり、当該円盤体の盤面の一回転を1/2n(nは任意の自然数)に分割して2進符号を用い符号化した符号パターンが配設されると共に外周に歯車状の歯形が形成される円盤部及び、当該円盤部と同軸に一体的な小径の歯車部で形成される第1符号円盤と、前記入力軸の軸方向に前記第1符号円盤と略平行に連設して遊嵌状態で軸支される円盤体からなり、当該円盤体の盤面の一回転を1/2nに分割して2進符号を用い符号化した符号パターンが配設されると共に外周に歯車状の歯形が形成される円盤部及び、当該円盤部と同軸に一体的な小径の歯車部で形成される1または複数の他の符号円盤と、前記装置枠に前記入力軸と略平行に配設される保持軸上に回動自在に軸方向に連設されて軸支され、前記第1符号円盤または他の符号円盤の歯車部に噛合う大歯車部及び、当該大歯車部と同軸且つ一体化して軸支され、前記連設された第1符号円盤または他の符号円盤に隣合う各符号円盤の外周の歯形に噛合う小歯車部が一体に形成されてなる1または複数の減速歯車と、前記第1符号円盤及び他の符号円盤近傍に各々配置され、前記符号パターンを検知する少なくともn個の符号読取りセンサが配設され、第1符号円盤及び他の符号円盤の絶対位置を特定する信号をセンサ出力に基づいて発生する複数の信号処理回路とを備え、前記第1符号円盤あるいは他の符号円盤と前記各減速歯車を介して連動する隣合う符号円盤との間に、当該隣合う符号円盤の符号化された分割数2nに基づく1/2nの減速比が各々設定されることを特徴とするロータリーエンコーダ。
IPC (4件):
G01D 5/249 ,  G01D 5/30 ,  G01D 5/36 ,  H03M 1/24
FI (5件):
G01D 5/249 D ,  G01D 5/30 E ,  G01D 5/30 U ,  G01D 5/36 K ,  H03M 1/24

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