特許
J-GLOBAL ID:200903062130785086

PLL回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-294186
公開番号(公開出願番号):特開平9-139669
出願日: 1995年11月13日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 PLL回路の安定性を高める。【解決手段】 位相検出回路11は、入力信号Sinにおける単位時間当たりの論理レベルの遷移数である遷移密度と、帰還された周波数信号f14と入力信号Sin間の位相差との積に比例した電圧信号v11を出力する。遷移密度検出回路12は、遷移密度に比例した電圧信号v12を出力する。電圧信号v11は利得制御増幅回路13の入力端子に与えられ、電圧信号v12は、該利得制御増幅回路13の利得制御端子に与えられる。利得制御増幅回路13が電圧信号v12に反比例した利得で電圧信号v11を増幅するので、該利得制御増幅回路13の出力する電圧信号v13には、遷移密度の変化に依存する成分がなくなる。電圧制御発振器14は、その電圧信号v13に対応した周波数で発振し、周波数信号f14を出力する。
請求項(抜粋):
帰還された周波数信号と入力信号間の位相差と該入力信号における単位時間当たりの論理レベルの遷移回数との積に比例した第1の電圧信号を生成する位相検出回路と、前記入力信号の単位時間当たりの論理レベルの遷移回数に比例した第2の電圧信号を生成する遷移密度検出回路と、前記第2の電圧信号に反比例した利得で前記第1の電圧信号を増幅して第3の電圧信号を生成する利得制御増幅回路と、前記第3の電圧信号に基づいた発振を行い、前記周波数信号を出力する電圧制御発振器とを、備えたことを特徴とするPLL回路。

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