特許
J-GLOBAL ID:200903062140123359

往復動型空気圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-251565
公開番号(公開出願番号):特開2003-065238
出願日: 2001年08月22日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】 本発明は吸込弁の動作音及び吸い込み量を調整できることを課題とする。【解決手段】 往復動型空気圧縮機10において、弁開度調節部材74は、吸込弁48a,50aの延在方向の長さ寸法Lが例えば、5種類(La<Lb<Lc<Ld<Le)が用意されている。弁開度調節部材74の変更により弁の動作音と圧縮空気の吸い込み量の関係を5段階に調整可能になる。そのため、組立工程において、弁開度調節部材74の長さ寸法を選択することにより、ユーザの要望に応じた性能(動作音、吸い込み量)を得られるように簡単且つ短時間で調整される。ピストン45,46の上面には、上死点付近に到達すると、弁開度調節部材74及びボルト80が当接しないように嵌合する凹部90,91が設けられている。そのため、ピストン45,46は、弁開度調節部材74を長さの異なるものに変更しても共通部品として使用される。
請求項(抜粋):
先端にシリンダヘッドが搭載されたシリンダと、該シリンダ内を往復動可能に挿嵌されたピストンと、前記シリンダヘッドとシリンダとの間に設けられ、吸込口、吐出口を有する弁座部材と、前記弁座部材の前記ピストンへの対向面に一端が固定部材により固定されると共に、他端が自由端となり、前記ピストンの往復動に応じて前記吸込口を開閉する吸込弁と、からなる往復動型空気圧縮機において、前記吸込弁の弁開度を調節すべく、前記固定部材により前記吸込弁と共に前記弁座部材に固定された弁開度調節部材を設け、前記ピストンの前記弁開度調節部材への対向面に、当該弁開度調節部材の外形形状よりも大きな面積を有する凹部を形成したことを特徴とする往復動型空気圧縮機。
IPC (2件):
F04B 39/10 ,  F04B 39/00 107
FI (2件):
F04B 39/10 C ,  F04B 39/00 107 Z
Fターム (6件):
3H003AA02 ,  3H003AB05 ,  3H003AC02 ,  3H003CB00 ,  3H003CC11 ,  3H003CC12

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