特許
J-GLOBAL ID:200903062145705380

芳香族ビニルブロックコポリマーの連続製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-036122
公開番号(公開出願番号):特開平5-339326
出願日: 1993年02月01日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 透明な耐衝撃性芳香族ビニル樹脂または芳香族ビニル単位を有するエラストマーの形のブロックコポリマーの連続製造方法。【構成】 (a) 濃縮した媒体中で芳香族ビニルモノマーを重合Aし、(b) 得られたリビングポリマーを同じく濃縮した媒体中で共役ジエンと共重合Bし、(c) 得られたコポリマーをカップリングCする。
請求項(抜粋):
透明な耐衝撃性芳香族ビニル樹脂または芳香族ビニル単位を有するエラストマーの形のブロックコポリマーの連続製造方法において、(a) 第1の反応装置に芳香族ビニルモノマーと、芳香族炭化水素溶剤と、アニオン重合開始剤とを、溶剤に対するモノマーの比率が溶剤10〜50重量%に対してモノマー90〜50重量%で且つ開始剤に対するモノマーの比率が10,000〜150,000 g/モルの濃度における媒体の粘度が 200〜500 Pa.sの範囲に維持される状態で、連続的に供給し、(b) 第2の反応装置に転化率が95%以上の芳香族ビニルモノマーのリビングポリマーの粘性溶液を第1の反応装置の容量が一定状態に維持される流量で連続的に供給すると同時に、芳香族ビニルのリビングポリマーに対して流量比が 0.1〜9となり且つ反応媒体の粘度が 500〜2000 Pa.s の範囲でほぼ一定に維持されるように共役ジエンを連続的に供給し、(c) 第3の反応装置に転化率が95%以上のリビングコポリマーの粘性溶液を第2の反応装置の容量が一定状態に維持される流量で連続的に供給すると同時に、カップリング剤の少なくとも1つの活性官能基がアニオン重合開始剤の1つの活性官能基に対応するようにアニオン重合開始剤の量に応じた量のカップリング剤を連続的に供給することを特徴とする方法。

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