特許
J-GLOBAL ID:200903062146064354

排気微粒子浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-351559
公開番号(公開出願番号):特開平5-163929
出願日: 1991年12月12日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 エンジンの排気ガス中に含まれる微粒子をフィルタにて捕集し、捕集された微粒子をフィルタに設けたヒータにて燃焼除去し、フィルタを再生させる排気微粒子浄化装置において、フィルタの再生機能を長期にわたって良好に維持せしめることである。【構成】 下流端にヒータ4を設けたフィルタ3を排気管1に設置するとともに排気管1にバイパス管2A、2Bを連結し、連結部にそれぞれ排気ガス流路切換え用のバルブ5A、5Bを設け、制御手段6により、微粒子捕集時には排気ガス全量がフィルタ3を上流から下流側へと流通し、フィルタ再生時にはヒータ4に通電するとともに排気ガスがバイパスし、再生不良が生じた時は排気ガス全量がバイパス管2Aを経てフィルタ3を下流から上流側へと逆流するようにヒータ4およびバルブ5A、5Bを切換え制御するようにした。【効果】 排気ガス逆流によりヒータ4が取付けられたフィルタ3の下流側に微粒子が充分に付着し、着火燃焼が良好になる。
請求項(抜粋):
エンジンの排気管の途中に設置したフィルタの下流側の端部にヒータを設け、排気管にはフィルタの上流側と下流側とを連通させる第1および第2のバイパス管を並設し、かつ排気管の上記両バイパス管の上流側および下流側との連結部にそれぞれ排気ガスの流路を切換える第1および第2のバルブを設け、排気微粒子捕集時には排気ガスの全量をフィルタ内を上流側から下流側へと流通させて放出し、フィルタ再生時には、ヒータに通電するとともに排気ガスの全量を上記第1のバイパス管に送って排気ガスの大部分を放出し一部をフィルタの下流側から上流側へと流通させて上記第2のバイパス管を通して放出する排気微粒子浄化装置であって、排気微粒子捕集時に先のフィルタ再生における捕集微粒子の燃え残りによる再生不良を検知して第1および第2のバルブの位置を、排気ガスのほぼ全量が第1のバイパス管に流入し、第1のバイパス管より流出した排気ガスの全量がフィルタを下流側から上流側へと流通して第2のバイパス管を通って放出させる位置に切換え制御する制御手段を具備せしめたことを特徴とする排気微粒子浄化装置。
IPC (2件):
F01N 3/02 341 ,  F01N 3/02

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