特許
J-GLOBAL ID:200903062150773777

遠心・慣性効果型分級方式

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-162869
公開番号(公開出願番号):特開2000-317348
出願日: 1999年05月06日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 従来のサイクロン方式は遠心方式の一段階分級のため、渦流の物理現象である旋回向心流により、微粒子が円筒中心部に収斂し排出され易く、そのため微粒子領域の分級効率が低下せざるを得なかった。【解決手段】 そこで先ず本体の円筒1と排出口5との間に、旋回向心流の流入を阻止するための中間筒3を設け、またこの中間筒の内部に通気孔7を有する遮蔽板6を設け、その上方の空間に排出ポート8を構成する。 これにより、円筒部で遠心分級を行い、次に遮蔽板6で慣性効果形分級を行はしめる。 更にこれに加えるに、排出ポート8の中心に通気孔9を有する排出管10を設ける事で、その周りに遠心と旋回慣性効果形の二つの分級を、同時に行う事も可能にした。
請求項(抜粋):
ダストタンク2と、その上に嵌合する縦形の円筒1を、下端はダストタンク2に開放し、上端面中央には排出口5を設け、上端に近い側面の接線方向に水平に吸入口4を設けた遠心分級装置において、排出口5と同心で、且つこれより大きな直径の中間筒3を、上端は円筒1の上端面に接して取り付け、下端は開放して円筒1より短く保持し、その内面に水平に遮蔽板6を設ける。そして遮蔽板6の上方に排出口5と連通する排出ポート8を設け、前期遮蔽板6に複数の通気孔7(7’,7”)を設けたことを特徴とする遠心・慣性効果型分級装置。
IPC (3件):
B04C 5/12 ,  B01D 45/12 ,  B04C 9/00
FI (3件):
B04C 5/12 Z ,  B01D 45/12 ,  B04C 9/00
Fターム (15件):
4D031AB02 ,  4D031AB23 ,  4D031AC02 ,  4D031AC04 ,  4D031DA01 ,  4D053AA03 ,  4D053AB01 ,  4D053AB04 ,  4D053BA01 ,  4D053BB02 ,  4D053BC01 ,  4D053BD04 ,  4D053CA01 ,  4D053CA12 ,  4D053CB13

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