特許
J-GLOBAL ID:200903062154053710

フィブリル化ポリエステル繊維及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 武敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093215
公開番号(公開出願番号):特開平8-260344
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 手触りが柔らかく、繊維表面のヌメリ感がなく、優れた風合いを有するフィブリル化ポリエステル繊維を安定かつ低コストで提供する。【構成】 短辺の長さが5μm以下の湾曲扁平状の断面繊維であって、繊維表面の全面に0.1〜5μmの溝間隔で繊維軸方向に配向する連続筋状溝を有し、繊維の少なくとも一部が連続筋状溝にて直径5μm以下の極細繊維に分割しているフィブリル化ポリエステル繊維を、式R-SO3Mで表される有機スルホン酸金属塩を0.5〜5重量%含有のポリエステルを、オリフィスが湾曲状スリットの紡糸口金を用い紡糸口金より紡出し、ポリエステルのガラス転移点温度以下に一旦冷却した後、ガラス転移点以上融点未満の温度の加熱帯域中を走行させ、3500〜6000m/分の速度で巻取り、得られた繊維を120°C以上で10秒以上乾熱処理し、さらに減量率10重量%以上のアルカリ減量処理を施して得る。
請求項(抜粋):
式R-SO3M(R:炭素数3〜30のアルキル基または炭素数7〜40のアリール基若しくはアルキルアリール基、M:アルカリ金属)で表される有機スルホン酸金属塩を0.5〜5重量%含有するエチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とするポリエステルからなり、短辺の長さが5μm以下の湾曲扁平状の繊維断面を有する繊維であって、繊維表面の全面に0.1〜5μmの溝間隔で繊維軸方向に配向する連続筋状溝を有し、繊維の少なくとも一部が連続筋状溝にて直径5μm以下の極細繊維に分割しているフィブリル化ポリエステル繊維。
IPC (10件):
D06M 11/38 ,  D01D 5/253 ,  D01D 5/42 ,  D01F 6/62 301 ,  D01F 6/62 303 ,  D01F 6/62 ,  D01F 6/84 305 ,  D01F 6/86 301 ,  D01F 6/92 306 ,  D06M101:32
FI (9件):
D06M 5/02 F ,  D01D 5/253 ,  D01D 5/42 ,  D01F 6/62 301 Q ,  D01F 6/62 303 F ,  D01F 6/62 303 B ,  D01F 6/84 305 A ,  D01F 6/86 301 J ,  D01F 6/92 306 A

前のページに戻る