特許
J-GLOBAL ID:200903062162420063

旋回装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-191101
公開番号(公開出願番号):特開平9-021143
出願日: 1995年07月04日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】 ハウジング内で減速機構等を潤滑する潤滑油と、ピニオンと旋回輪との噛合部を潤滑するグリースとが混合するのを防止する。【解決手段】 下側軸受43を構成する外輪43Aと内輪43Bとの間に形成された隙間43E内に、高分子材44を充填してこれを閉塞する構成とする。これにより、旋回装置の作動時において、ピニオン26と内輪33の内歯33Aとの噛合部から下側軸受43に向けてグリースGが噴出しても、このグリースGは高分子材44に遮られてオイルシール42側への流出が阻止される。従って、ハウジング本体41内に充填された潤滑油LとグリースGとが混合するのを確実に防止できる。
請求項(抜粋):
下端側が上部旋回体に取付けられ、上端側に回転源が設けられたハウジングと、該ハウジング内に設けられ、前記回転源の回転を減速する1段または複数段の減速機構と、前記ハウジング内から下向きに突出し、該減速機構によって減速された回転を出力する出力軸と、該出力軸の下端側に設けられ、下部走行体に対して上部旋回体を旋回可能に支持する旋回輪と噛合するピニオンと、前記ハウジング内で前記出力軸を回転可能に支持するため上,下に離間して前記ハウジングと出力軸との間に設けられた上側軸受,下側軸受とからなる旋回装置において、前記上側軸受と下側軸受との間には前記ハウジング内で前記減速機構を潤滑する潤滑油を前記ピニオンと旋回輪との噛合部を潤滑するグリースから隔絶するオイルシールを設け、前記下側軸受の内部には前記ピニオンと旋回輪との噛合部から押出されたグリースが該オイルシールに向けて流出するのを防止する防壁部材を設けたことを特徴とする旋回装置。
IPC (2件):
E02F 9/12 ,  B66C 23/84
FI (2件):
E02F 9/12 Z ,  B66C 23/84 C

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