特許
J-GLOBAL ID:200903062176232278

可変フォーマット用の紙カッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-522606
公開番号(公開出願番号):特表2000-501999
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】上流位置から下流位置にまで1対のピンチローラ(16,18)を介してロータリカッタ(58)の所定の経路に沿って走行する連続的なウェブ(12)を有する給紙部から、可変長さの枚葉紙(14)を選択的に裁断するための方法および装置が提供されている。制御装置(80)はロータリカッタ(58)の回転を制御する。第1のセンサ(101)と第2のセンサ(87)とは、ロータリカッタとピンチローラとの角位置をそれぞれ検出し、この角位置を示す入力信号を制御装置(80)に提供する。操作者により制御されるフォーマット選択装置(81)は、ウェブから個々の枚葉紙(14)を裁断するための速度およびフォーマットを示す第3の入力信号を制御装置(80)に提供する。制御装置は、第1,第2および第3の信号に応答して、これにより、ロータリカッタが枚葉紙を所望の長さに裁断しかつピンチローラがウェブを所望の速度で供給する。光センサは、ウェブの端部の位置とウェブ上に設けられた表示(122,124)の位置とを検出し、制御装置(80)に別の信号を提供し、これにより、各裁断紙のために、表示の位置に対して正確な裁断を行うことができる。ピンチローラの直径の違いを補償するために、また、ウェブ上の光学的認識マーク(ORM)からの信号に応答して新たなフォーマットを開始するために運転中に変更を行うために、ロータリカッタ(58)の速度のほぼ即座の修正が行われる。
請求項(抜粋):
上流位置から下流位置へ所定の経路に沿ってカッタ機構へ供給される連続的な紙ウェブから、可変長さの枚葉紙を可変速度で連続的に裁断する方法であって、この場合、前記カッタ機構が、前記経路に対して第1の角度を形成して配置された定置のブレードと、前記経路に対して第2の逆の角度を形成して配置されたロータリブレードとを有しており、これにより、ロータリブレードが裁断円弧を通過する角回転の間に、ウェブを枚葉紙に裁断することを目的としてウェブを横方向に裁断するために、ロータリブレードが定置のブレードと移動裁断点接触を行うようになっており、前記方法において、 単位時間ごとに裁断したい枚葉紙数に対応した速度で、裁断機構を通過するように、ピンチローラによりウェブを供給し、 単位時間ごとに裁断される枚葉紙数を変更するためにピンチローラ速度を変化させ、 ロータリブレードとピンチローラとの相対的回転位置を検出し、 定置のブレードに沿って行われる裁断箇所の移動に対するウェブ速度の関係の結果として所定角度の裁断がウェブを横断して形成されるように、ロータリブレードを第1の一定の回転速度で裁断円弧を通じて回転させ、 ロータリブレードとピンチローラとの検出された相対的回転位置に応答して、裁断円弧を通過する角回転の終了よりロータリブレードを第2の可変回転速度で回転させ、これにより、裁断円弧を通過する次の角回転が開始する前にロータリブレードを所定の位置に位置決めし、枚葉紙を所望の長さに裁断するために次の裁断をウェブに沿った所望の位置で行わせるようになっていることを特徴とする、紙の連続的なウェブから可変長さの紙の枚葉紙を選択的に裁断する方法。
IPC (4件):
B26D 5/32 ,  B26D 1/24 ,  B26D 1/62 ,  B26D 5/34
FI (4件):
B26D 5/32 ,  B26D 1/24 H ,  B26D 1/62 E ,  B26D 5/34 A

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