特許
J-GLOBAL ID:200903062177215709

Al系ブランクの絞り加工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-125605
公開番号(公開出願番号):特開平6-335733
出願日: 1993年05月27日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 高品質な成形品を得ることが可能なAl系ブランクの絞り加工法を提供する。【構成】 両絞り加工用金型6,7間に、-50°C以下に冷却されて常温時よりも厚さが小であるAl系ブランク17を介在させると共に両しわ押え面9,12間の間隔aをスペーサ16によって、冷却時におけるAl系ブランク17の厚さbよりも大に規制し、次いで両金型6,7の凹形成形部8と凸形成形部14との協働によりAl系ブランク17に絞り加工を施し、その絞り加工前半期においては、Al系ブランク17の凹形成形部8へのすべり込みを、スペーサ16の前記間隔規制作用によって増進させ、絞り加工後半期においては、Al系ブランク17の温度上昇による厚さ増に伴い、ビード15および凹部10間におけるAl系ブランク17のすべり抵抗を高めて、Al系ブランク17に付加される張力を増大させる。
請求項(抜粋):
しわ押え面(12)にビード(15)を有する一方の絞り加工用金型(7)と、しわ押え面(9)に前記ビード(15)に対向する凹部(10)を有する他方の絞り加工用金型(6)とを合せて、両金型(6,7)間に、-50°C以下に冷却されて常温時よりも厚さが小であるAl系ブランク(17)を、その外縁が前記ビード(15)よりも外方に位置するように介在させると共に両しわ押え面(9,12)間の間隔をスペーサ(16)によって、冷却時における前記Al系ブランク(17)の厚さよりも大に規制し、次いで一方の金型(6)の凹形成形部(8)と他方の金型(7)の凸形成形部(14)との協働により前記Al系ブランク(17)に絞り加工を施し、その絞り加工前半期においては、前記Al系ブランク(17)の前記凹形成形部(8)へのすべり込みを、前記スペーサ(16)の前記間隔規制作用によって増進させ、一方、絞り加工後半期においては、前記Al系ブランク(17)の温度上昇による厚さ増に伴い、前記ビード(15)および凹部(10)間における前記Al系ブランク(17)のすべり抵抗を高めて、そのAl系ブランク(17)に付加される張力を増大させることを特徴とするAl系ブランクの絞り加工法。
IPC (3件):
B21D 22/20 ,  B21D 22/22 ,  B21D 24/00

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