特許

J-GLOBAL ID：200903062183858450

破断による分離が容易な熱間鍛造用非調質鋼

発明者： 井上 幸一郎 ,  中村 貞行 ,  板倉 浩二 ,  岡田 義夫 ,  塩飽 紀之 ,  吉田 純 ,  宮澤 智則 ,  大高 英明 ,  佐藤 英俊 ,  内藤 海
出願人/特許権者： 大同特殊鋼株式会社 ,  日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 須賀 総夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-081319
公開番号（公開出願番号）：特開2002-275578
出願日： 2001年03月21日
公開日（公表日）： 2002年09月25日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 自動車用エンジンのコネクティングロッドを、破断により分離して部品を製造する技術で、熱源を用いた加工による切欠きを起点として破断させる場合、快適に破断し、破面に塑性変形が実質上生ぜず、よく密着する破面が得られる熱間鍛造用非調質鋼を提供する。【解決手段】 重量で、C:0.3〜0.8%、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.3〜1.5%、P:0.01〜0.15%、Cr:0〜1.0%、V:0.4%以下、Al:0.05%以下およびN:0.005〜0.03%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、ただし、C、MnおよびCrの含有量が、1.40[C%]+0.28[Mn%]+0.50[Cr%]≧0.75の条件を満たすことにより、熱間鍛造後にパーライト面積率が50%以上とする。被削性を高めるため、Pb、S、Ca、Biの1種以上をを添加してもよい。

請求項（抜粋）：

重量で、C:0.3〜0.8%、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.3〜1.5%、P:0.01〜0.15%、Cr:0〜1.0%、V:0.4%以下、Al:0.05%以下およびN:0.005〜0.03%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、ただし、C、MnおよびCrの含有量がつぎの条件1.40[C%]+0.28[Mn%]+0.50[Cr%]≧0.75を満たすことにより、熱間鍛造後にパーライト面積率が50%以上である、破断による分離が容易な熱間鍛造用非調質鋼。

IPC (7件)：

C22C 38/00 301 ,  B21J 5/00 ,  B21K 1/14 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/34 ,  C22C 38/60 ,  F16C 7/00

FI (7件)：

C22C 38/00 301 A ,  B21J 5/00 A ,  B21K 1/14 Z ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/34 ,  C22C 38/60 ,  F16C 7/00

Fターム (10件)：

3J033AA04 ,  3J033AB03 ,  3J033AC01 ,  4E087AA10 ,  4E087BA02 ,  4E087CA11 ,  4E087CA17 ,  4E087CB01 ,  4E087DA05 ,  4E087HA34

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 高強度・高降伏比・低延性非調質鋼
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-271276   出願人：住友金属工業株式会社
• 破断分割性に優れた熱間鍛造用非調質鋼
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-243896   出願人：株式会社神戸製鋼所