特許
J-GLOBAL ID:200903062186973918

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石井 和郎 ,  河崎 眞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-310652
公開番号(公開出願番号):特開2004-146226
出願日: 2002年10月25日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】ガス拡散層基材として炭素繊維織布を用いた高分子電解質型燃料電池のガス拡散層とセパレータ板との接触抵抗のMEA面内での均一化と低減、ならびに反応ガスの供給および余剰水の排出の円滑化を計る。これにより、燃料電池作動時の電圧安定性や電池の耐久性を高め、さらに電池電圧を向上させる。【解決手段】セパレータ板をそのガス流路の方向が炭素繊維織布の縦糸または横糸の方向と一致するようにガス拡散層に接して配置し、かつ、前記セパレータ板のリブ幅Xおよびガス流路の溝幅Yを、いずれも、炭素繊維織布のガス流路と直交する方向の組織点間距離のほぼ自然数倍とする。X/Yは、2/3〜3/2の範囲内にあることが好ましい。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
高分子電解質膜および前記高分子電解質膜を挟む一対の電極からなる電解質膜-電極接合体、ならびに前記電解質膜-電極接合体を挟む一対のセパレータ板を備え、前記電極が前記高分子電解質膜に接する触媒層および前記セパレータ板に接するガス拡散層を有し、前記ガス拡散層の基材が炭素繊維織布からなり、前記セパレータ板が前記炭素繊維織布に接するリブおよび前記リブに沿って平行かつ等間隔に形成された断面矩形の溝からなるガス流路を有する燃料電池であって、前記セパレータ板が前記炭素繊維織布の縦糸または横糸の方向と前記ガス流路の方向が一致するように前記ガス拡散層に接して配置され、かつ、前記ガス流路と直交する方向の前記炭素繊維織布の組織点間距離をW、前記セパレータ板のリブ幅をX、および前記ガス流路の溝幅をYとした場合に、X=αMW(0.98≦α≦1.02、M:自然数)、およびY=βNW(0.98≦β≦1.02、N:自然数)の関係を満たすことを特徴とする燃料電池。
IPC (3件):
H01M4/96 ,  H01M8/02 ,  H01M8/10
FI (4件):
H01M4/96 M ,  H01M8/02 R ,  H01M8/02 Y ,  H01M8/10
Fターム (11件):
5H018AA06 ,  5H018DD06 ,  5H018EE05 ,  5H018HH03 ,  5H018HH05 ,  5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026CX03 ,  5H026EE05 ,  5H026HH03 ,  5H026HH05

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