特許
J-GLOBAL ID:200903062188111719

導電性有機重合体の製造方法及びそれを用いる固体電解コンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-232995
公開番号(公開出願番号):特開平7-082375
出願日: 1993年09月20日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】ドーピング速度、即ち、導電性の発現が著しく速く、しかも、酸化剤溶液に含有させたプロトン酸によって、ポリアニリンを優先的にドーピングさせることができ、かくして、安定性にすぐれる導電性ポリアニリンを得ることができる方法を提供することにある。更に、本発明は、かかる方法を利用した固体電解コンデンサの製造方法を提供することにある。【構成】本発明による導電性有機重合体の製造方法は、一般式(I)【化1】で表わされるイミノ-p-フェニレン構造単位を主たる繰り返し単位として有する有機重合体を有機溶剤に溶解してなる有機重合体組成物を基材上に塗布し、乾燥させた後、ペルオキソ二硫酸塩とプロトン酸を溶解した溶液にて酸化処理することを特徴とする。また、本発明による固体電解コンデンサの製造方法は、皮膜形成金属上に誘電体酸化皮膜を形成し、この誘電体酸化皮膜上に上記方法によって、導電性ポリアニリン膜を固体電解質として形成させることを特徴とする。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】で表わされるイミノ-p-フェニレン構造単位を主たる繰り返し単位として有する有機重合体を有機溶剤に溶解してなる有機重合体組成物を基材上に塗布し、乾燥させた後、ペルオキソ二硫酸塩とプロトン酸を溶解した溶液にて酸化処理することを特徴とする導電性有機重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08G 73/00 NTB ,  H01G 9/028

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