特許
J-GLOBAL ID:200903062189896825

連続的テロメル化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-404534
公開番号(公開出願番号):特開平6-206908
出願日: 1990年12月20日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】 少なくとも1種のテロゲン化合物および少なくとも1種のタキソゲン化合物を、細長い円筒状の反応空間において少なくとも1種の触媒の存在下に40ないし150°Cで0.1ないし3MPaの圧力下に反応させることにより連続的にテロメル化する。【構成】 上記の連続的テロメル化にあたり、反応混合物が反応空間を出た後に、この反応混合物を分離し、所望のより高分子量のテロマーを底部生成物として取出し、そして望ましくないより低分子量のテロメル化生成物を頂部より除脱し、凝縮しそして第1の循環においてプロセスに戻し、そして第2の循環において反応混合物の一部を反応空間の末端部付近で取出し、そして反応空間の最初の部分に再導入する。これにより、改善された空時収量が得られ、そして定義された生成物の留分のよりすぐれた選択が可能になる。
請求項(抜粋):
エチレン式二重結合および2ないし4個の炭素原子を有する少なくとも1種のタキソゲン化合物を用いて、反応条件下で液体である少なくとも1種のテロゲン化合物を、細長い円筒状の反応空間において少なくとも1種の触媒の存在下に40ないし150°Cの温度および0.1ないし3MPaの圧力下に連続的にテロメル化するにあたり、テロメル化反応が終了しそして反応混合物が上記反応空間を出た後にこの反応混合物を分離し、そして所望のより高分子量のテロメル化生成物を取出しそして望ましくないより低分子量のテロメル化生成物および未変換の出発物質を再循環せしめ、それを第1の循環でテロメル化反応に再導入し、その際消費された出発物質を補充するという連続的テロメル化法において、実質的に液体の反応混合物の一部を、反応空間の流れの方向にみて後半部から取出し、そしてそれを各成分に分離することなく、反応空間の流れの方向にみて前半部において第2の循環に導入し、その際反応空間の全長の20ないし90%が取出し部と導入部との間に位置していることを特徴とする前記連続的テロメル化法。
IPC (2件):
C08F 2/00 MCY ,  C07B 37/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-153706
  • 特開昭52-039608
  • 特開昭50-118471

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