特許
J-GLOBAL ID:200903062194554045

3相ブラシレス直流モータの駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-341981
公開番号(公開出願番号):特開平6-197589
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 3相のブラシレス直流モータの駆動回路において、巻線の通電制御にIC構成のソフトスイッチング回路を使用する場合、モータの巻線には流れないでIC内部のみに流れる貫通電流が発生することがあり、この発生は、モータの起動時間を長くし、かつICを過熱させる。本発明は、貫通電流の発生を阻止し、モータの起動トルクを増大して起動時間を短縮し、かつIC過熱を防止できる駆動回路を提供することを目的とする。【構成】 モータの巻線電流を制限するように制御している電流制限回路の制限電流値を、モータ起動直後は大きな第1の制限電流値に切り替えて大きな起動トルクで加速し、速度が上昇して定常速度直前の設定速度に達した時点でより小さな第2の制限電流値に切り替える回路構成とする。
請求項(抜粋):
モータの検出速度を基準速度と比較して定速制御する速度制御回路と、停止時に逆転制動をかける停止制動回路とを備え、巻線の通電制御回路にソフトスイッチング回路を使用し、かつ巻線電流を制限する電流制限回路を有する3相ブラシレス直流モータの駆動回路において、上記電流制限回路の制限電流値を、モータ起動直後は大きな第1の制限電流値に切り替えて大きな起動トルクで加速し、速度が上昇して定常速度に移行する直前の予め設定された速度に達した時点で上記第1の制限電流値より小さい第2の制限電流値に切り替える回路手段を備えたことを特徴とする3相ブラシレス直流モータの駆動回路。
IPC (2件):
H02P 6/02 371 ,  H02P 6/02

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