特許
J-GLOBAL ID:200903062198803430

空気調和機における騒音診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-260335
公開番号(公開出願番号):特開平5-099475
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 適確に騒音異常を診断する。【構成】 制御用マイコン15は、空気調和機が停止状態の際に、圧縮機用マイクロホン13およびファン用マイクロホン14からの騒音信号を受けて環境騒音を検知し、環境騒音が異常である場合にはLED17を点灯して両マイクロホンの異常を検知する。また、空気調和機が運転状態の際に、ファン用マイクロホン14からの騒音信号を受けて、メモリ16に格納された環境騒音と室外ファン騒音との関係を用いて室外ファンの騒音異常を検知し、LED17を点灯して室外ファンの異常を告知する。さらに、圧縮機用マイクロホン13およびファン用マイクロホン14からの騒音信号を受けて、メモリ16に格納された環境騒音と総合騒音との関係を用いて総合騒音異常を検知し、空気調和機を停止して圧縮機の騒音異常を告知する。こうして、両マイクロホン13,14と室外ファン12と圧縮機11の騒音異常を適確に診断する。
請求項(抜粋):
空気調和機における圧縮機(11)からの騒音を検出して騒音信号を出力する圧縮機用騒音センサ(13)と、室外ファン(12)からの騒音を検出して騒音信号を出力するファン用騒音センサ(14)と、環境騒音と室外ファン騒音との関係および上記環境騒音と室外ユニットの総合騒音との関係を記憶している記憶手段(16)と、上記空気調和機が運転停止状態である場合に、上記圧縮機用騒音センサ(13)およびファン用騒音センサ(14)からの騒音信号を受けて環境騒音を検知して、環境騒音が正常であるか否かを所定の手順によって判定し、異常であれば異常警告手段(17)を駆動して上記2つの騒音センサ(13,14)のいずれかが異常であることを告知する騒音センサ異常検知手段と、上記空気調和機が運転状態である場合に、上記ファン用騒音センサ(14)からの騒音信号を受けて室外ファン騒音を検知して、上記記憶手段(16)に記憶された上記環境騒音と室外ファン騒音との関係から上記検知した環境騒音に対応する室外ファン騒音のレベルをファン用称呼値として読み出して、上記検知された室外ファン騒音のレベルが上記ファン用称呼値以上であれば上記異状警報手段(17)を駆動して上記室外ファン(12)の騒音が異常であることを告知し、更に、上記圧縮機用騒音センサ(13)およびファン用騒音センサ(14)からの騒音信号を受けて室外ユニットの総合騒音を検知して、上記記憶手段(16)に格納された上記環境騒音と総合騒音との関係から上記検知した環境騒音に対応する総合騒音のレベルを総合用称呼値として読み出して、上記検知された総合騒音のレベルが上記総合用称呼値以上であれば上記空気調和機を停止して上記圧縮機(11)の騒音が異常であることを告知する騒音異常検知手段を備えたことを特徴とする空気調和機における騒音診断装置。

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