特許
J-GLOBAL ID:200903062201902739

3ピースオイルリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敬一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-203044
公開番号(公開出願番号):特開2001-032934
出願日: 1999年07月16日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 3ピースオイルリングのエキスパンダの剛性を調整して、エキスパンダに一体に形成された上部の耳部と下部の耳部との動作独立性を得る。【解決手段】 ピストン(15)のリング溝(2)内に装着される環状のエキスパンダ(3)は、上側及び下側にそれぞれ上部の耳部(4)及び下部の耳部(5)が形成されかつ同一円周上に配置された複数の内弧部(3a)と、内弧部(3a)より径方向外側で同一円周上に内弧部(3a)と交互に配置された複数の外弧部(3b)と、内弧部(3a)と外弧部(3b)とを接続してほぼ径方向に延びる連結部(3c)とを備えている。上部の耳部(4)と下部の耳部(5)との間に周方向に延びてエキスパンダ(3)に形成される長孔(6)によって、耳部(4, 5)の数を減らさずに、エキスパンダ(3)の剛性を低下し、上部の耳部(4)と下部の耳部(5)は単独の半径方向変形が容易となる。
請求項(抜粋):
ピストンのリング溝内に装着されかつ上部の耳部及び下部の耳部が一体に形成された環状のエキスパンダと、リング溝内でエキスパンダの上側と下側にそれぞれ配置されかつ上部の耳部及び下部の耳部に当接する内周部を有する一対のレールリングとを備え、エキスパンダの弾性により耳部に当接するレールリングの各内周部を径方向外側に付勢して、摺動可能にレールリングの各外周部をシリンダボア面に押圧する3ピースオイルリングにおいて、エキスパンダは、上部の耳部及び下部の耳部が形成されかつ同一円周上に配置された複数の内弧部と、内弧部より径方向外側で同一円周上に内弧部と交互に配置された複数の外弧部と、内弧部と外弧部とを接続してほぼ径方向に延びる連結部とを備え、上部の耳部と下部の耳部との間に周方向に延びる長孔をエキスパンダに形成したことを特徴とする3ピースオイルリング。
IPC (2件):
F16J 9/06 ,  F02F 5/00 301
FI (2件):
F16J 9/06 B ,  F02F 5/00 301 D
Fターム (6件):
3J044AA12 ,  3J044AA18 ,  3J044AA20 ,  3J044BC06 ,  3J044CB29 ,  3J044DA09

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