特許
J-GLOBAL ID:200903062208567790

暗号装置およびそれを利用した端末間通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-295784
公開番号(公開出願番号):特開平8-139718
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】鍵管理センターの負荷を小とし、ICカードでの実現を容易とし、同報暗号通信の場合も処理の量と時間を抑える。【構成】鍵管理者113が外部メモリ111に秘密鍵を書き込み、ICカード106まで運ぶ。外部メモリ111内の秘密鍵126をICカードへ入力すると、記憶されているマスター鍵121とカード固有番号129で秘密鍵126が暗号化され、その結果が出力される。暗号化された秘密鍵125は別の外部メモリ110に書き込み、ユーザ130の管理に任せる。ユーザ130と他のユーザ131が暗号通信を行う場合、外部メモリ110内にある暗号化秘密鍵125をICカード106内へ入力し、マスター鍵121とカード固有番号129で秘密鍵125を復号化し記憶する。暗号通信のためのセッション鍵を生成し、秘密鍵で暗号化して通信相手に送り、それを受け取ったICカードは秘密鍵で復号化しもとのセッション鍵を得る。
請求項(抜粋):
端末本体に装着して端末間暗号通信に用いる通信制御機能付きの暗号装置であって、装着した端末との間でデータを入出力するための第1のインターフェース手段と、通信ネットワークに接続し、該通信ネットワークを介して他の端末と通信するための第2のインターフェース手段と、マスター鍵と暗号装置に固有の固有番号とを記憶した記憶手段と、前記第1のインターフェース手段を介して前記端末から秘密鍵および暗号化の指示が入力されたら、前記マスター鍵と固有番号とで該秘密鍵を暗号化し、該暗号化された秘密鍵を前記第1のインターフェース手段を介して前記端末に出力する手段と、前記第1のインターフェース手段を介して前記端末から前記暗号化された秘密鍵および復号化の指示が入力されたら、その暗号化された秘密鍵を前記マスター鍵と固有番号とで復号化して前記秘密鍵を求め、その秘密鍵を記憶する手段と、セッション鍵を生成するとともに、生成したセッション鍵を前記秘密鍵で暗号化し、該暗号化したセッション鍵を、前記第2のインターフェース手段および前記通信ネットワークを介して他の端末に送信する手段と、前記セッション鍵を用いて前記他の端末との間の暗号通信を行なう手段とを備えたことを特徴とする暗号装置。
IPC (4件):
H04L 9/00 ,  H04L 9/10 ,  H04L 9/12 ,  G09C 1/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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