特許
J-GLOBAL ID:200903062212277011

騒音消去用ダクト構造およびこれを用いた能動騒音消去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-033299
公開番号(公開出願番号):特開平5-232973
出願日: 1992年02月20日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 能動騒音消去のためのダクト構造およびこれを用いた能動騒音消去装置に関し、能動騒音消去装置を付設する対象装置の筐体が例え小型であっても、騒音源から発せられた騒音がダクト内を伝播してダクト開口部に到達するまでの伝播時間を能動騒音消去装置の処理時間以上となるようにすることを目的とする。【構成】 騒音の通過するダクトを電子機器などの筐体の内壁面に沿わせながら折り曲げて配設し、送風機の騒音がダクト開口部に達するまでの伝播時間が前記能動騒音消去装置の処理時間以上となるようにダクト長を選ぶように構成する。また、このようなダクト構造を用いて能動騒音消去装置を構成する。
請求項(抜粋):
ダクト内に騒音源が配置され、該騒音源の騒音を騒音検出手段で検出して消音用適応フィルタに送り、消音用適応フィルタのタップ係数を適応的に更新することにより騒音と同波形逆相の騒音消去信号を作り、この騒音消去信号をスピーカからダクト開口部に向けて放射することにより騒音源の騒音を相殺消去し、該消去された後の騒音レベルを誤差検出用マイクロホンで検出して適応制御のための誤差信号として前記消音用適応フィルタへフィードバックするように構成した能動騒音消去装置において、前記ダクトを電子機器などの筐体の内壁面に沿わせながら折り曲げて配設し、騒音源の騒音がダクト開口部に達するまでの伝播時間が前記能動騒音消去装置の処理時間以上となるようにダクト長を選んだことを特徴とする騒音消去用ダクト構造。
IPC (3件):
G10K 11/16 ,  F04D 29/66 ,  F16L 55/04

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