特許
J-GLOBAL ID:200903062218218157

塩素化およびクロロスルホン化オレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-503555
公開番号(公開出願番号):特表平8-512081
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】低濃度の残留溶媒を含有する変色のない塩素化およびクロロスルホン化オレフィン重合体を、モノフルオロベンゼンが反応媒体として用いられ、重合体の単離は直列配置のベント式閉ループ押出機により行われる方法で調製する。この方法は、副生成物としてのモノクロロモノフルオロベンゼンの生成も抑制する。
請求項(抜粋):
残留溶媒の含量が低い塩素化オレフィン重合体の製造方法であって、 (a)オレフィン重合体,遊離基触媒,モノフルオロベンゼンと、塩素,塩化スルフリル,塩素と二酸化硫黄との混合物,およびそれらの混合物からなる群から選ばれた塩素化剤とを並存させることにより、含水量が50ppm未満のモノフルオロベンゼンから本質的になる溶媒中で、オレフィン重合体の溶液または懸濁液を形成する工程であって、このモノフルオロベンゼンの含水量は、i)反応器に導入前またはii)その場で、50ppm未満に低下されるものとし、前記塩素化剤は前記遊離基触媒の添加と同時に、または前記遊離基触媒の添加後に導入されるものとする、工程と; (b)前記モノフルオロベンゼンの塩素化を抑制するのに十分な遊離基触媒の濃度を維持しながら、前記オレフィン重合体を70重量%までの塩素濃度になるまで塩素化する工程と; (c)前記塩素化されたオレフィン重合体と溶媒とを、直列配置の2つ以上のベント式閉ループ押出機により、実質的に酸素の非存在下で、それぞれから分離する工程であって、前記押出機のうち第1の押出機は第2の押出機の断面積の少なくとも2倍の断面積を持つ、工程とを有し、 前記(a),(b),(c)工程により、モノフルオロベンゼンとモノフルオロベンゼンの塩素化された副生成物との総残留濃度が0.5重量%未満である変色のない塩素化オレフィン重合体を製造することを特徴とする塩素化オレフィン重合体の製造方法。
IPC (4件):
C08F 8/20 MGS ,  B29C 47/50 ,  B29C 47/76 ,  C08F 8/38 MHS
FI (4件):
C08F 8/20 MGS ,  B29C 47/50 ,  B29C 47/76 ,  C08F 8/38 MHS

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