特許
J-GLOBAL ID:200903062218335870

ジグザグ縫いミシンでステッチパターン群を刺し縫いする方法およびこの方法により刺し縫いして形成されたステッチパターン群

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-001696
公開番号(公開出願番号):特開平5-345084
出願日: 1992年01月08日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 クロスステッチパターン群を容易に刺し縫いすることを可能にする方法およびこの方法により刺し縫いして形成されたクロスステッチパターン群を提供すること。【構成】 少なくとも二つのクロスステッチパターンから成るクロスステッチパターン群をそれぞれ糸部分の中央において縫い目Zを刺し縫いすることにより交差する二つのジグザグステッチから形成し、その際二つ或いは多数のクロスステッチを備えたクロスステッチパターン群を全対角線区間にわたって走る糸から形成すること。各々のステッチパターン群が互いに重なり合うジグザグステッチA〜Hを互いに結合するために糸部分の交点においてただ一つのステッチを有していること。多数のステッチパターン群が互いに無端に鎖様に結合し合って任意の構図を形成していること。
請求項(抜粋):
【請求項01】 ジグザグ縫いミシンでステッチパターン群を刺し縫いする方法において、少なくとも二つのクロスステッチパターンから成る各群を形成するため先ずジグザグステッチを刺し縫いし、その後第一のジグザグステッチと鏡像対称的な第二のジグザグステッチを第一のジグザグステッチ上に、この第二のジグザグステッチを中間縫い目(Z)の刺し縫い後第一のステッチの中央或いはこの第一のステッチの最後のステッチ脚部の中央から始めて刺し縫いすることを特徴とするジグザグ縫いミシンでステッチパターン群を刺し縫いする方法。【請求項02】 第一のジグザグステッチを選択的に第一の送り方向(V)でかつ全く同じように第一の送り方向と反対方向を指向している第二の送り方向で刺し縫いされる少なくとも二組の多数本の糸のジグザグステッチで形成することを特徴とする請求項1の方法。【請求項03】 中間縫い目(Z)を刺し縫いした後第一のステッチに対して反対方向でこの第一のステッチ上に形成された第二のジグザグステッチを、選択的に第一の送り方向(V)でかつ全く同じように第一の送り方向と反対方向を指向している第二の送り方向で刺し縫いされる少なくとも二組の多数本の糸のジグザグステッチで形成することを特徴とする請求項2の方法。【請求項04】 第一のジグザグステッチが少なくとも二本の互いに重なりあった糸を、そして第二のジグザグステッチが少なくとも三本の重なりあった糸を有していることを特徴とする請求項1或いは2の方法。【請求項05】 ミシンをその刺し針により偶数本の糸で第一のジグザグステッチを形成した後および奇数本の糸で鏡像対称的なジグザグステッチを形成した後停止させ、他のステッチパターン群を刺し縫いするためミシンの始動装置を改めて操作することにより作業を開始することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つの方法。【請求項06】 作業員が作業を開始する以前個々のクロスステッチパターンのためのに両ジグザグステッチの各々の糸数と刺し縫い領域(ステッチ長さとステッチ幅)の大きさを確定することを特徴とする請求項1から5までのいずれか一つの方法。【請求項07】 互いに並列している異なる数のクロスステッチを備えた異なる基本ステッチパターン群をミシンに記憶させておき、任意の組合わせで呼出しかつ変形することを特徴とする請求項1から6までのいずれか一つの方法。【請求項08】 ミシンによる互いに交差するジグザグステッチの刺し縫いを自動的に制御して行い、その際刺し針を各ステッチパターン群の刺し縫いが終了した後、作業員が次のステッチパターン群のための刺し縫い領域を確定した後始動装置を改めて作動させるまで、停止させておくことを特徴とする請求項7の方法。【請求項09】 ジグザグ縫いミシンで刺し縫いされて形成されるステッチパターン群において、少なくとも二つのクロスステッチパターンから成る各群を形成するため先ずジグザグステッチを刺し縫いし、その後第一のジグザグステッチと鏡像対称的な第二のジグザグステッチを第一のジグザグステッチ上に、この第二のジグザグステッチを中間縫い目(Z)の刺し縫い後第一のステッチの中央或いはこの第一のステッチの最後のステッチ脚部の中央から始めて刺し縫いすることにより形成されたクロスステッチパターン群。

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