特許
J-GLOBAL ID:200903062218424580

二重化処理装置を有する高信頼化コンピュータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-002390
公開番号(公開出願番号):特開平8-190494
出願日: 1995年01月11日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、汎用計算機と共通性が高く性能価格比の高い高信頼計算機の提供に有る。【構成】2つの同じ構成のCPUと入出力装置から成る計算機において、両CPUへの同一周波数,同一位相クロック供給手段と,両CPUと入出力装置を接続する二重化制御装置DSBAと,両CPU間でCPUの状態等を受け渡す通信手段を有する。DSBAは、一方のCPUからの出力指示を選択して入出力装置に伝え、入出力装置からの応答を両方のCPUに伝え、入出力装置からのメモリアクセスを両方のCPU内のメモリに伝え、一方のCPUからのメモリアクセス応答を選択して入出力装置に伝える。CPUでの障害発生時には、DSBAが障害CPUを自動的に切り離して健全なCPUでプログラムの実行を継続する。【効果】本発明により、容易かつ安価に高信頼性を実現でき、またオンライン業務実行中に障害部位を交換できる。
請求項(抜粋):
プログラム及びデータを格納する第一のメモリと該メモリからプログラム及びデータを取り出してこれを処理する第一のデータ処理装置を有する第一のデータ処理ブロックと,プログラム及びデータを格納する第二のメモリと該メモリからプログラム及びデータを取り出してこれを処理する第二のデータ処理装置を有する第二のデータ処理ブロックと,第一及び第二のデータ処理ブロックにクロック及びリセット信号を供給するクロック手段と,第一及び第二のデータ処理ブロックの指定により処理結果を格納あるいは外部に送出する入出力装置と,第一及び第二のデータ処理ブロックと該入出力装置に接続される二重化制御手段と,第一及び第二のデータ処理ブロックに接続される第一のブロック間通信手段と第二のブロック間通信手段を具備することを特徴とする二重化処理装置を有する高信頼化コンピュータ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-154241
  • 特開平1-154241

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