特許
J-GLOBAL ID:200903062221237227
シーン判別方法および代表画像記録・表示装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-050109
公開番号(公開出願番号):特開平8-191411
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 カメラを連続的に動かして撮影した動画像の期間中で、移動体の存在の有無を推定し、撮影者が特定被写体を追尾するためにカメラを動かしたシーンと、別の被写体に視線を移すためにカメラを動かしたシーンを判別すること。【構成】 画面の動きベクトルを検出し、動きベクトルで補償したフレーム間の相関画像を検出し、相関画像内で相関の低い領域が集中的に存在している度合を相関集中度合として求め(S2)、動画像内でカメラが一定方向に連続して動いた複数のフレームをパンニング区間として検出し(S3)、パンニング区間内の過半数のフレームで相関集中度合が高いとき、パンニング区間は被写体を追尾したシーンと判定し、反対に相関集中度合が低いとき、別の被写体に視線を移すためのシーンと判定する(S4,S6)。
請求項(抜粋):
動画像の映像信号を入力とし、動画像中で撮影者がカメラを一定方向に連続して動かしたシーンを抽出し、前記シーンを撮影中撮影者は、被写体を追尾するためにカメラを動かしたのか、それとも別の被写体に視線を移すためにカメラを動かしたのかを判別するためのシーン判別方法であって、カメラの動きに伴って動画像のフレーム間に生じる動きベクトルを検出し、動画像内でカメラが一定方向に連続して動いた複数のフレームをパンニング区間として検出し、前記動きベクトルを検出した一方のフレーム画像または前記フレーム画像を加工した画像に対して、前記動きベクトルを用いて前記フレーム間のカメラの動きを補償し、もう一方のフレーム画像との相関画像を検出し、前記相関画像内の相関の低い部分の分布の特徴を測定し、前記パンニング区間毎に前記相関の低い部分の分布の特徴を統合して、前記パンニング区間での移動物体の存在可能性を表す量を求め、前記存在可能性を表す量が高いとき、前記パンニング区間は被写体を追尾したシーンと判定し、反対に前記存在可能性を表す量が低いとき、別の被写体に視線を移すためのシーンと判定することを特徴とするシーン判別方法。
IPC (3件):
H04N 5/232
, G06F 17/30
, H04N 5/91
FI (2件):
G06F 15/40 370 D
, H04N 5/91 N
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