特許

J-GLOBAL ID：200903062226541757

積層セラミックコンデンサの製造方法

発明者： 大野 留治 ,  岩田 伸一 ,  石川 浩
出願人/特許権者： 株式会社トーキン
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-031779
公開番号（公開出願番号）：特開平6-124848
出願日： 1991年01月30日
公開日（公表日）： 1994年05月06日
要約：

【要約】【目的】 多層積層セラミックコンデンサの積層圧粉体の製造方法を改善し、連続生産が可能で、信頼性の高い製品の得られる製造方法。【構成】 グラビヤアロールにより誘電体スラリーを10μm以下の厚さで複数回塗布成膜することにより誘電体グリーンシート4をキャリアフィルム1上に連続的に構成し、かつ、その上に印刷する内部電極膜5も複数回の印刷により成膜させ、かつ、内部電極膜の印刷時その一部を誘電体グリーンシートの外側のキャリアフィルムにマーカ6として印刷し、次に重ねる内部電極膜の成膜時の位置ガイドとする積層圧粉体の製造方法。【効果】 ピンホールや層間剥離の発生を抑えた信頼性の高い積層セラミックコンデンサが得られ、かつ、素材の積層圧粉体の連続生産が可能となる。

請求項（抜粋）：

離型処理を施したキャリアフィルム上に誘電体セラミック粉末のグリーンシート(以下誘電体グリーンシートと記す)とその上に内部電極として導体ペースト膜を印刷成膜し、更にその上に誘電体グリーンシートと導体ペースト膜の成膜を繰返して得られた積層圧粉体を焼結し、外部電極を加工して作る積層セラミックコンデンサの製造方法における積層圧粉体の製造方法において、誘電体グリーンシートをグラビヤロールを用いて10μm以下の厚さの膜を繰返し2回以上印刷塗布する方法で成膜し、かつ、該誘電体グリーンシート上に導体ペーストから成る内部電極膜を2回以上の繰返し印刷により成膜し、かつ、内部電極膜の印刷時にその一部を次の内部電極膜の印刷時の位置決め案内となるよう誘電体グリーンシートの外側のキャリアフィルム上に印刷することを特徴とする積層セラミックコンデンサの製造方法。

IPC (3件)：

H01G 4/12 364 ,  H01G 13/00 331 ,  H01G 13/00 391

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭56-037619
  
• 特開昭63-009505
  
• 特開平2-143410
  
• 特開昭61-219125