特許
J-GLOBAL ID:200903062226562290

超電導線の接続構造及び接続方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-236665
公開番号(公開出願番号):特開平5-074509
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】超電導線の接続部が外部磁場の影響を受けないようにして通電特性を改善する。【構成】接続されたそれぞれの超電導線の先端の安定化材を除去して超電導フィラメントを露出させ、これらを電気的に接続し、その接続部を酸化物超電導体からなる磁気シールドで覆う構成とすると、酸化物超電導体のマイスナー効果によって接続部が収納されている磁気シールド内には超電導コイルが生成する磁場が侵入しないので、この磁場に影響されない安定した通電特性が得られる。また、超電導フィラメントの露出部の方向が同じ接続部では磁気シールドを一方が塞がった底部を有する筒状にしてこれを被せる構成が良く、その際、磁気シールドの内外を貫通する貫通孔を設けることによって磁気シールド内の冷媒の流通がよくなる。
請求項(抜粋):
安定化材の中に多数の超電導フィラメントを埋め込んでなる超電導線の少なくとも2本が接続された超電導線の接続構造において、それぞれの超電導線の安定化材を除去し露出させた超電導フィラメントを互いに電気的に接続した接続部を、酸化物超電導体からなる磁気シールドで覆ってなることを特徴とする超電導線の接続構造。

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