特許
J-GLOBAL ID:200903062229515897

圧縮機の吸入弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-113064
公開番号(公開出願番号):特開平5-288186
出願日: 1992年04月06日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 圧縮機の大型化とその最大能力の低下を防ぎつつ、冷媒吸入時の吸入脈動音の発生を防ぐ。【構成】 吸入口6aと連通する吸入室11内にガイド筒21を挿入し、固定用ブシュ22を吸入口6a内に圧入し、ガイド筒21の開口部内に固定用ブシュ22の下部を圧入してガイド筒21を固定し、ガイド筒21内に弁体23を摺動自在に挿入し、この弁体23を固定用ブシュ22の下端面22cに押し当てて閉弁状態を保つコイルスプリング24を、ガイド筒21内に収容し、弁体23が開弁方向へ動いたときに吸入口6a内と吸入室11内とを連通させる孔25を、ガイド筒21の周方向に一定間隔おきに設け、弁体23の上面部が固定用ブシュ22内に突出し、この突出部23aの最も突出した部分の高さhを固定用ブシュ22の半径にほぼ等しくした。吸入量が少なく弁体23のリフト量も少ないときには、吸入弁20の開口面積が著しく小さいため吸入脈動の振幅が小さくなり、逆に冷媒吸入量が多く弁体23のリフト量が多いときには、吸入弁23の開口面積が最大になる。
請求項(抜粋):
吸入口と連通する吸入室内に有底円筒状のガイド筒を挿入し、円筒状の固定用ブシュを前記吸入口内に圧入し、この固定用ブシュの下部を前記ガイド筒の開口部内に圧入して前記ガイド筒を固定し、上部が閉塞された円筒状の弁体を前記ガイド筒内に摺動自在に挿入し、この弁体を前記固定用ブシュの下端面に押しつけて閉弁状態を保つ付勢部材を、前記ガイド筒内に収容し、前記弁体が開弁方向へ動いたときに前記吸入口と前記吸入室とを連通させる孔を、前記ガイド筒に設けた圧縮機の吸入弁において、前記弁体の上面部が前記固定用ブシュ内に突出し、この突出部の最も突出した部分の高さが前記固定用ブシュの半径にほぼ等しいことを特徴とする圧縮機の吸入弁。
IPC (3件):
F04C 29/06 ,  F04C 18/344 351 ,  F04C 29/00

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