特許
J-GLOBAL ID:200903062232451697

複数のタイヤを同時に組み立てる方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-514606
公開番号(公開出願番号):特表2001-500446
出願日: 1996年09月18日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】おのおのが2つのドラム(26、28、58、60)を有する少なくとも2つの回転可能タレット(16、18)および、タイヤ構成部品を一方のタレットから他方のタレットに移送する少なくとも1つの移送ユニットを利用しているタイヤ組立方法と装置を開示する。本発明の好ましい実施形態の特徴は、3つのタレット(16、18、20)および2つの移送ユニット(156、170)を有し、前記第1と前記第3のタレット間で、カーカスバンドが第1のタレット(16)の前記ドラム上で組み立てられ、トレッドパッケージが第3のタレット(20)上で組み立てられ、完成品タイヤカーカスが第2のタレット(18)上で組み立てられる。本発明によって、複数のタイヤのタイヤカーカスおよびトレッドパッケージを同時に、連続的にそして順次に製造して組み立てる方法と装置が提供される。
請求項(抜粋):
第3のドラムおよび第4のドラムを備えた第2のタレットから間隔を置いて配置されている、第1のドラムおよび第2のドラムを備えた第1のタレットと、前記第1のタレットと前記第2のタレットとの間に置かれた移送ユニットと、前記第1のタレットのところに配置され、前記第1のドラムと前記第2のドラムとをタイヤ構成部品アプリケータに隣接して位置づける第1のステーションおよび第2のステーションと、前記第2のタレットのところに配置され、前記第3のドラムおよび前記第4のドラムを前記移送ユニットからのカーカスバンドおよび他のタイヤ構成部品を受けとるように位置づける第3のステーションと第4のステーションとを有するタイヤ製造装置を用いてタイヤを製造するタイヤ製造方法において、 (a)前記第1のドラムを前記第1の位置に置く工程と、 (b)第1の位置にあるタイヤ構成部品を前記第1のドラムに取り付ける工程と、 (c)前記第1のドラムを前記第2の位置まで移動させるために前記第1のタレットを回転させる工程と、 (d)第2の位置にあるタイヤ構成部品を前記第1のドラムに取付けてタイヤバンドを形成する工程と、 (e)前記第1のドラムおよび前記タイヤバンドを前記第1の位置まで移動させるために前記第1のタレットを回転させる工程と、 (f)前記タイヤバンドを前記第1のドラムから前記第3のステーションにある前記第3のドラムまで前記移送ユニットによって移送させ、ビードを前記タイヤバンドに取り付ける工程と、 (g)前記第3のドラムを前記第4の位置に移動させるために前記タレットを回転させる工程と、 (h)前記第4の位置で追加のタイヤ構成部品を取付けてタイヤカーカスを形成する工程と、 (i)前記第3のドラムを前記第4の位置から前記第3の位置に移動させるために前記第2のタレットを回転させる工程と、 (j)保管設備または加硫設備に移送するためにタイヤカーカスを前記第3のドラムから取り外す工程と、を含むことを特徴とするタイヤ製造方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭56-075204
  • 特開昭60-245542
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-075204
  • 特開昭60-245542

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