特許
J-GLOBAL ID:200903062233651010
アルツハイマー病関連蛋白
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-031341
公開番号(公開出願番号):特開平6-009693
出願日: 1992年01月23日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】本発明はアルツハイマー病(AD)に関連する新規な蛋白の提供を目的としている。【構成】本発明は、還元条件下の2次元電気泳動により分子量約20kD(SDS-PAGE)、等電点約5〜7(9M尿素含有ゲル中)を持つ単一のスポットとして検出される新規なAD関連蛋白である。このAD関連蛋白はAD患者の血清中に存在する蛋白である。【効果】本発明のAD関連蛋白は患者血清中に存在するため、ADの血清診断の可能性をもたらすものである。またADと密接に関連するアミロイド繊維の研究を進めるうえでも重要な物質となる。
請求項(抜粋):
次のような物理化学的性状によって特徴付けられるアルツハイマー病関連蛋白1)次の条件によるSDS-PAGEで測定した分子量が約20kD・ゲル条件:0.375M Tris-HCl(pH8.9)0.1% SDS0.05% N,N,N',N'-テトラメチルエチレンジアミン0.05% 過硫酸アンモニウム5%〜20% アクリルアミド・リニアグラディエント(アクリルアミド:ビスアクリルアミド=30:0.8)・サンプル処理条件:62.5mM Tris-HCl(pH6.8)4% SDS5% βメルカプトエタノール0.002% ブロムフェノールブルー10% グリセロールの終濃度溶液中で100°C5分処理後にゲルにアプライ・泳動条件:泳動緩衝液:50mM Tris-HCl(pH9.0)0.38M グリシン0.1% SDS150Vで2〜3時間2)次の条件による2次元電気泳動で分子量が約20kD、等電点が約5〜7の単一のスポットとして分離される・1次元目ゲル条件:2% アンフォライン3.5-100.5% アンフォライン3.5-50.05% N,N,N',N'-テトラメチルエチレンジアミン0.05% 過硫酸アンモニウム1% ノニデットP409M 尿素4% アクリルアミド(アクリルアミド:ビスアクリルアミド=20:1)・サンプル処理条件:8M 尿素2% ノニデットP405% βメルカプトエタノール20% ショ糖の終濃度溶液中で室温で1時間反応後にゲルへアプライ・1次元目泳動条件:陽極液 10mM リン酸陰極液 40mM 水酸化ナトリウム150Vで3〜5時間・2次元目ゲル条件:1)に同じ・2次元目泳動条件:1)に同じ3)アルツハイマー病の患者血清中に高い頻度で認められる4)β蛋白に由来する次のアミノ酸配列を持つ合成ペプチドを免疫原として得られたモノクローナル抗体と反応するアミノ酸配列:Asp Ala Glu Phe Arg His Asp Ser Gly Tyr Gln Val His His Gln Lys Leu Val Phe Phe Ala Glu Asp Val
IPC (5件):
C07K 15/06
, C07K 7/00
, G01N 33/53
, G01N 33/577
, C07K 99:00
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