特許
J-GLOBAL ID:200903062237273061

無菌閉鎖ファスナならびにその装着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-084546
公開番号(公開出願番号):特開平9-000531
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、組織を結紮するクリップアプライヤおよび組織の結紮方法を提供すること。【解決手段】 本発明に係るアプライヤは、二つの作動段階をもつ。すなわち、第1の段階においては、組織をクリップアプライヤの顎部に位置させる。すると、両顎は閉止、予め設定した力で組織を圧縮し、一時的に閉鎖する。位置合わせが満足できるものである場合は、第2の段階を実行する。この段階においては、クリップを、閉止状態にあるアプライヤのシャフトを通して進める。クリップアプライヤの遠方端においては、クリップをわずかに開き、予め圧縮しておいた組織を抑えて、組織をしっかりと挟み込むようにする。ついでクリップはアプライヤの作用端から外す。クリップは、お互いに接近して配置され、反対の側から連結要素によって連結される二本の脚部材を備えるのが好ましい。連結要素は相対向するばね部材により脚部材が分離するのを制限し、両脚部材が互いにほぼ平行に撓むようにする。
請求項(抜粋):
体組織用のファスナを適用する装置であって、ハウジングと、前記ハウジングに連係する作動装置と、前記ハウジングに連結し、このファスナ適用装置の遠方端に位置する作用端であって、前記作動装置に可動的に連結される体組織操作部を備える作用端と、このファスナ適用装置に収められる複数のファスナであって、遠方側にあるファスナおよび、この遠方側のファスナに隣接する前端と後端とをもつスタックを有するファスナと、ファスナ送給装置であって、ファスナをこのファスナ送給装置の遠方端に向けて進め、ファスナを閉鎖する組織の周囲に配置し、前記作動装置に操作可能に連結されるファスナ送給装置を備えるファスナ適用装置であって、前記ファスナ送給装置は、前記遠方側にあるファスナを閉鎖する組織を上に配置するため、この遠方ファスナを前記作用端まで進める遠方ファスナ送給要素と、初期位置と前進位置を有するスタック送給要素であって、このスタック送給要素が初期位置から前進位置へ移動する際、前記スタックを前記作用端に向けて進めるスタック送給要素と、前記スタックの後端に位置するラチェット要素であって、前記スタック送給要素の前進位置への移動とともに前進し、このスタック送給要素が初期位置に戻る際には、スタックをこの前進位置で保持するラチェット要素を具備するファスナ適用装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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