特許
J-GLOBAL ID:200903062242903600

OFDM変復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-009697
公開番号(公開出願番号):特開2001-103032
出願日: 2000年01月19日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】 本発明はOFDM変復調回路においてプリアンブル信号に余分な信号を追加することなく伝送路の状態を推定可能にし、変調条件を指定する要求信号などをバースト毎に送出する必要性をなくすることを目的とする。【解決手段】 受信回路40とベースバンド信号を高速フーリエ変換する回路50と高速フーリエ変換出力の複数の信号から受信データを抽出する回路67と受信信号のプリアンブル区間で高速フーリエ変換出力の周波数毎に分離された複数の信号から変調成分を除去した信号を第1の信号として生成する変調成分除去回路63と受信信号のプリアンブル区間で高速フーリエ変換出力の周波数毎に分離された複数の信号から各周波数に対する伝送路の振幅特性及び位相特性を表すキャリア信号を第2の信号として生成するキャリア信号生成回路65と前記第1の信号と第2の信号とに基づいて伝送路の特性を推定し推定された伝送路の特性に適した変調条件を示す信号を出力する伝送路特性推定回路70とを設けた。
請求項(抜粋):
同一の既知のプリアンブル信号が少なくとも2回現れる直交周波数多重信号を入力し、入力した信号からそれに含まれる受信データを検出するOFDM復調回路において、無線周波数の受信信号をベースバンド信号に変換する受信回路と、前記受信回路から出力されるベースバンド信号をシリアル・パラレル変換した後で高速フーリエ変換する高速フーリエ変換回路と、前記高速フーリエ変換回路から出力される周波数毎に分離された複数の信号から受信データを抽出する受信データ抽出回路と、受信信号のプリアンブル区間で、前記高速フーリエ変換回路から出力される周波数毎に分離された複数の信号から変調成分を除去した信号を第1の信号として生成する変調成分除去回路と、受信信号のプリアンブル区間で、前記高速フーリエ変換回路から出力される周波数毎に分離された複数の信号から各周波数に対する伝送路の振幅特性及び位相特性を表すキャリア信号を第2の信号として生成するキャリア信号生成回路と、前記変調成分除去回路が生成した第1の信号と、前記キャリア信号生成回路が生成した第2の信号とに基づいて、伝送路の特性を推定し、推定された伝送路の特性に適した変調条件を示す信号を出力する伝送路特性推定回路とを設けたことを特徴とするOFDM復調回路。

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