特許
J-GLOBAL ID:200903062245016450

磁石式ブラシレス電動機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-214217
公開番号(公開出願番号):特開平11-069743
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】低回転時は高いトルクが得られ、従来の3倍近い高い回転数まで変換効率よく使用できる磁石式ブラシレス電動機を提供する。【解決手段】回転子の界磁用磁石は、第1の界磁用磁石とこれに対して相対回転ができる第2の界磁用磁石からなり、界磁用磁石の合成した磁極の位相を第1の界磁用磁石に対して回転子の回転に伴い変化させる機構を有し、この機構は、低回転時には第1と第2の界磁用磁石の異なる極性の磁極を並ばせ、回転の上昇に伴い遠心力によりガバナが動き、第2の界磁用磁石に相対回転力を付与する。
請求項(抜粋):
複数の固定子磁極とこの固定子磁極に回転磁界を発生するための巻線を有する固定子、回転軸とこの回転軸に設けられており前記複数の固定子磁極に対して回転する界磁用磁石を有する回転子、および界磁用磁石の磁極の固定子に対する位置を検出してその位置に応じて前記巻線に電流を供給する制御回路を有している磁石式ブラシレス電動機において、前記界磁用磁石は、回転方向に順次異なった極性の磁極が並んでいる第1の界磁用磁石とこの第1の界磁用磁石に対して相対回転が可能で回転方向に順次異なった極性の磁極が並んでいる第2の界磁用磁石からなり、前記の第1と第2の界磁用磁石は前記固定子磁極に対向しているとともに、前記の第1と第2の界磁用磁石の合成した磁極の位相を第1の界磁用磁石の磁極に対して回転子の回転に伴い変化させる機構を有し、この回転に伴い変化させる機構は、回転子に発生する遠心力と第1と第2の界磁用磁石間の磁気作用力との釣合いにより回転子の回転数が低い時に前記第1と第2の界磁用磁石を初期位置に並ばせる手段と、回転子の回転の上昇に伴い第2の界磁用磁石に相対回転力を付与する手段とを有していることを特徴とする磁石式ブラシレス電動機。
IPC (4件):
H02K 21/14 ,  H02K 7/12 ,  H02K 29/06 ,  H02P 5/08
FI (4件):
H02K 21/14 M ,  H02K 7/12 A ,  H02K 29/06 Z ,  H02P 5/08

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