特許
J-GLOBAL ID:200903062245620927

フレーム中継装置及びフレーム中継方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-310684
公開番号(公開出願番号):特開平10-154114
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 送信処理が滞っている場合であっても、高い優先度のフレームを廃棄することなく、優先制御の効率を維持するフレーム中継装置を提供する。【解決手段】 廃棄判定部3bは、全てのFIFOキュー4に記憶されているフレームの総数を調べ、その総数が全てのFIFOキュー4の収容可能数を越える場合に廃棄指令を廃棄制御部7に与える。また、優先度判定部3aは、これから記憶すべきフレームの優先度を判定し、上記廃棄指令に添える。廃棄制御部7は、上記廃棄指令に添えられた優先度より低い優先度のFIFOキュー4からフレームを取り出して廃棄するために、フレーム取出し部5に対して指示する。このとき廃棄制御部7は、廃棄すべきフレームの記憶されているFIFOキュー4の指定も同時に行う。フレーム取出し部5は、廃棄制御部7からの指示に従い、指定されたFIFOキュー4からフレームを取り出す。
請求項(抜粋):
受信したフレームを記憶する一時記憶部と、前記一時記憶部に記憶されたフレームの送信優先度を判別する優先度判別部と、前記優先度判別部により判別されたフレームの優先度毎に当該フレームを記憶する複数のFIFO型記憶部と、前記送信優先度の高いフレームほど送信頻度が高くなるよう各FIFO型記憶部を制御する制御部とを備えたフレーム中継装置におけるフレーム中継方法であって、前記複数のFIFO型記憶部の全てがフレームで満たされた後に、更に当該FIFO型記憶部に記憶すべきフレームがある場合、このフレームの優先度よりも低い優先度のフレームを記憶するFIFO型記憶部のフレームを廃棄することを特徴とするフレーム中継方法。

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