特許
J-GLOBAL ID:200903062256078008

電流限界付き定電圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-064133
公開番号(公開出願番号):特開平6-274235
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 出力電流値にかかわらず定電圧を出力するが、出力電流が所定値を越えた場合には出力電圧を降下させる電流限界付き定電圧回路に関し、温度上昇による電流限界の変動幅が小さい電流限界付き定電圧回路を提供することを目的とする。【構成】 出力側に定電圧出力を供給する第1トランジスタ13と、第1トランジスタ13に供給されるベース電流を、定電流手段11の定電流以上に増大可能とする第2トランジスタ15と、前記出力抵抗体12を流れる電流に連繋して作動し、該電流値が所定値を越えた場合に、第2トランジスタ15による増大幅以上に、第1トランジスタ13のベース電流を横取りする電流制御手段16と、を有し、出力抵抗体12の温度係数を、第2トランジスタ15に直列接続した抵抗体21の温度係数よりも小さく設定した構成とする。
請求項(抜粋):
定電流を発生する定電流手段(11)と、該定電流手段(11)の定電流をベースに供給され、出力抵抗体(12)を通じて出力側に定電圧出力を供給する第1トランジスタ(13)と、前記出力側の電圧が所定値を越えた場合に、第1トランジスタ(13)のベース電流を横取りする制御手段(14)と、前記定電流手段(11)に向かう電流を分岐して出力側にバイパスさせ、第1トランジスタ(13)に供給されるベース電流を、前記定電流手段(11)の定電流以上に増大可能とする第2トランジスタ(15)と、前記出力抵抗体(12)を流れる電流に連繋して作動し、該電流値が所定値を越えた場合に、第2トランジスタ(15)による増大幅以上に、第1トランジスタ(13)のベース電流を横取りする電流制御手段(16)と、第1トランジスタ(13)にベース電流を供給する経路、第2トランジスタ(15)にコレクタ電流を供給する経路、および、前記電流制御手段(16)の電流検知側の経路におけるそれぞれの電流値を相互に関連させる連繋手段(17)と、を有する電流限界付き定電圧回路において、第1トランジスタ(13)にベース電流を供給する経路に流れ込む電流に、前記電流制御手段(16)を通じてバイパスされる電流が追い付くときの電流出力の値を、その抵抗値の上昇により増大させる抵抗体(12)の温度係数を、その抵抗値の上昇により前記値を低下させる抵抗体(21)の温度係数よりも小さく設定したことを特徴とする電流限界付き定電圧回路。
IPC (2件):
G05F 1/56 320 ,  G05F 1/56

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