特許
J-GLOBAL ID:200903062257604676

同期捕捉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武田 元敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-246449
公開番号(公開出願番号):特開平6-097911
出願日: 1992年09月16日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 送信機でノイズ等により、拡散符号と送信データの位相関係がずれて拡散されても、受信機でデータ再生することができるようにする。【構成】 拡散符号発生部2の出力の拡散符号の位相を、最大値検出器6から最大値タイミング信号が出力されなくなったとき、拡散符号位相制御部11で拡散符号1周期毎に前後に拡散符号の位相をシフトさせることにより、送信機をリセットせずに瞬時にデータ再生が可能となる。
請求項(抜粋):
送信機でベースバンド信号を拡散するために用いられた拡散符号と同じ拡散符号を発生する拡散符号発生部と、入来するベースバンド信号と拡散符号位相制御部出力の拡散符号との相関値を演算出力するデジタル・マッチド・フィルタと、このデジタル・マッチド・フィルタ出力の相関値を拡散符号の1/2チップ分だけ遅延させる遅延部と、前記デジタル・マッチド・フィルタ出力の相関値の最大値を検出し、最大値タイミング信号を出力する最大値検出部と、前記遅延部出力とデジタル・マッチド・フィルタ出力の差をとる減算部と、前記最大値検出部出力の最大値タイミング信号により前記減算部出力を進相/遅相信号として出力するラッチと、進相/遅相信号を滑らかにするループフィルタと、該ループフィルタ出力により滑らかな再生クロックを出力する再生クロック発生部と、相関値により再生データを出力するデータ再生部と、前記最大値検出部から最大値タイミング信号が出力されている場合、前記拡散符号発生部出力の拡散符号を入力し、その位相のまま出力し、かつ最大値検出部から最大値タイミング信号が出力されない場合、拡散符号発生部出力の拡散符号の位相を、拡散符号1周期毎にシフトさせる拡散符号位相制御部を備えたことを特徴とする同期捕捉装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-107228
  • 特開昭59-012644

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