特許
J-GLOBAL ID:200903062262565824
物標識別装置、プログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-179841
公開番号(公開出願番号):特開2007-248480
出願日: 2007年07月09日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
【課題】 少ない処理量にて物標が人間であるか否かを識別できるようにすることを目的とする。【解決手段】前サイクルでの認識物標と、画像処理部からの物標情報とを対応づけ、その対応付けた属性に基づいてしきい値を設定し、その設定したしきい値を用いて、ビート信号の周波数解析結果から周波数ピークを抽出する(S31〜S37)。上り区間のピークと下り区間のピークとで、同一物標に基づくピーク周波数成分を組み合わせてなるピークペアを設定すると共に、そのピークペアに基づいて物標を認識し(S38〜S40)、認識した各物標毎に、その物標を表すピークペアの正規化平均パワー値NP、及びピークペア間のパワー値の差の時間的なばらつきを表す標準偏差DPに基づき、対象物標の属性値を、「車両」「非車両:人間」「非車両:その他」のいずれかに設定する(S41)。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
周波数が漸増する上り区間、周波数が漸減する下り区間を有するよう変調された電波を送受信することで、電波を反射した物標を検知する第1の物標検知手段と、
該第1の物標検知手段にて前記上り区間及び前記下り区間のそれぞれにて検知される物標からの反射波の受信強度に基づき、両区間での受信強度差の時間的なばらつき幅を表す第2判定データを生成する第2判定データ生成手段と、
該第2判定データ生成手段にて生成された第2判定データに基づいて、前記物標が人間であるか否かを識別する人間識別手段と、
前記第1の物標検知手段とは異なる手法により、該第1の物標検知手段の検知エリアに存在する物標を検知すると共に、その検知した物標からの反射波の受信強度に影響を与える該物標の属性を特定する第2の物標検知手段と、
を備え、
前記第1の物標検知手段は、
前記上り区間及び前記下り区間のそれぞれにて、電波の送受信信号を混合することで得られるビート信号から、信号強度が予め設定された抽出しきい値より大きく且つピークとなるピーク周波数成分を抽出するピーク抽出手段と、
前記第2の物標検知手段にて検知された前記物標の位置から、該物標についてのピーク周波数成分が前記ピーク抽出手段にて抽出されるべき周波数領域を予測する予測手段と、
該予測手段にて予測された周波数領域にて前記ピーク抽出手段が使用する前記抽出しきい値を、前記第2の物標検知手段が特定した物標の属性に基づいて可変する抽出しきい値可変手段と、
からなり、前記ピーク抽出手段にて抽出されたピーク周波数成分を組み合わせることで物標を検知することを特徴とする物標識別装置。
IPC (4件):
G01S 13/93
, G01S 13/34
, G01S 13/86
, G01S 7/32
FI (4件):
G01S13/93 Z
, G01S13/34
, G01S13/86
, G01S7/32 B
Fターム (17件):
5J070AB19
, 5J070AB24
, 5J070AC19
, 5J070AD01
, 5J070AE01
, 5J070AE09
, 5J070AF03
, 5J070AH14
, 5J070AH19
, 5J070AH26
, 5J070AH31
, 5J070AH35
, 5J070AK13
, 5J070AK22
, 5J070BD08
, 5J070BF20
, 5J070BF21
引用特許:
出願人引用 (2件)
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車載用レーダ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-074314
出願人:日野自動車工業株式会社
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特開平 5- 27018号公報(段落[0022])
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