特許
J-GLOBAL ID:200903062273227289

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-054438
公開番号(公開出願番号):特開平8-244436
出願日: 1995年03月14日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 吸入する窓ガラスの防曇に必要な外気量Vamを湿度センサを用いずに常に正確に決定することができること。【構成】 内部に送風機が配されたダクトと室内外の空気を任意の割合でダクトに流入させる内外気切換ダンパとエアコン制御装置とを有し、車室内への空気と熱交換を行う冷媒循環装置が接続する。エアコン制御装置はマイクロコンピュータを備え、車室内設定温度Tset、各センサによる室内温度Tr、外気温度Tam、日射量Tsの検知信号を読み込む。空気の目標吹出温度Taoを算出してブロワ風量Vaoの値を求める。窓ガラスの諸元値およびTr、Tamから窓ガラスの内面温度Tgiを算出しTgiに対する飽和絶対湿度Xgiの値を求め、XgiからVamを算出する。Vao≧Vamの場合Vamとなるよう開度ψを調節し、Vao≦Vamの場合VaoをVamと同じになるまで上げψを外気のみ吸入する値とし省電力を行う。
請求項(抜粋):
車両の内部に車室への風路を形成して配されるダクトと、前記ダクト内に配され前記車室に向けて送風する送風機と、前記ダクトの上流側に取り付けられて前記ダクトに流入する室内空気と室外空気との流入割合を変更する内外気切換ダンパと、前記ダクト内の前記送風機の下流側に配され前記車室内に送られる空気に対し放熱および吸熱を行う熱交換部を有する温度調節手段と、前記送風機、前記内外気切換ダンパ、前記温度調節手段を制御する制御手段とを備えた車両用空気調和装置において、前記制御手段は、前記車室の室内温度を検知する内気温検知器と、外気温度を検知する外気温検知器と、前記送風機の送風量を決定し、少なくとも検知された前記室内温度および前記外気温度から前記車両の窓ガラスの防曇に必要な外気量を決定し、前記送風量と前記外気量とから前記内外気切換ダンパの開度を決定する制御量生成部とを有することを特徴とする車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 103
FI (2件):
B60H 1/00 101 E ,  B60H 1/00 103 P
引用特許:
審査官引用 (3件)

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